ネットショップのイロドリが困っていること
鹿児島県の阿久根市で、作家ものの器を中心としたオンラインストアを夫婦二人でしております。オットの迫口宗一郎でございます。
つい先日、鹿児島市で開催されましたカラーミーショップ オンラインストアオーナー交流会に参加してきました。
鹿児島の10店のオンラインストアのオーナーさんが参加され、ネットショップを運営する上での様々な課題を話し合いました。
そこで、再度じっくりイロドリの課題について考えてみましたので、覚書としてここに記載していきたいと思います。
[イロドリの使命]
人生をイロドるお手伝いがしたい。
自分らしい好きなモノで囲まれて生きるお手伝いがしたい。
[イロドリの目標]
人生をイロドる多くのいいモノを発見し、皆様が手にできるようにする。
人生をイロドる多くの経験をし、皆様にお伝えできるようにする。
そのために何とか自由に動き回れる時間を手に入れたい!
[イロドリのモヤモヤ課題]
①販売する商品が少ない
作家ものの器から始まったイロドリは、作家ものの器のお店としてこれまで7年間運営してきました。作家ものの器が社会に浸透してきたこともあり、最近では器のオンラインストアも増え、多くはない作家さんの作品の取り合いになっているように感じます。以前は発注から3ヶ月後には納品があった作家さんの作品が、今では1年待ちから4年待ちというような長い期間納品がこない事態も発生してきつつあります。
新たにイロドリの空気感に合う作家さんを発見しようと頑張っていますがが、すぐに見つかるものではないようです。
②アクセス人数が少ない
作家ものの器が好きな方々に支えられて、少しずつお客さんが増えてきつつあります。イロドリの開店した2017年12月から着実にアクセス数は増えてきています。ですが、ここ最近は水平?べた凪?みたいな感じです。アクセス人数が思うように増加してきていないと思っています。
[モヤモヤ課題をスパッと解決]
①販売する商品が少ないに対して
①−①作家さんをさらに必死で見つける
新たな作家さんを発見するために九州を中心に夫婦であちこち走り回り、妻のマキは1日数時間机の前でパソコンとにらめっこし、常に新しい作家さんの情報を探してきました。この方法も継続しつつ新しい作家さんを探すには、オットの私が、器を見る目をハイスピードで磨くしかないと思います。私が頑張ってパワーアップします。
①-②作家さんを募集していることをいろんな人に知ってもらう
イロドリのお客さんに作品を見てもらいたいという作家さんを募集したい!という気持ちを多くの作家さんに知っていただくために、イロドリサイト内に『作家さん募集』のページを作りました。イロドリの中で一番多くの作家さんを知っているのは他ならぬお客さんです。そのお客さんからイロドリが作家さんを募集していることを広めてもらえたらと淡い期待を抱いているのです。
①−③オリジナル作品を生み出す
作家さんの作品は、作品一つ一つが唯一無二であり、作家さんの手の動きを感じ、土の柔らかさを感じ、絵の筆使いを感じることができます。その器の向こう側に人の存在を感じることも、器の存在が作り出す空気感も他にはない魅力です。ですがファクトリーで生み出されたものの中にも、イイものはあります。イロドリ家でも、北欧の器やアンティークの器も日々テーブルに上がります。この世の中にまだ無いけど、「こんな器があったら嬉しい」を形にすることができたらもっと多くのお客さんに喜んでもらえる。型代や版代など初期投資はかかりますが、新たなデザインを生み出し、作ってくれる人を探し、会議を重ね、オリジナルを生み出しています。企画から販売にこぎつけるまでに数年がかりのものもあります。ファクトリーで生産してもらうことによって、決まった納期で決まった数量の作品を販売することができます。これまで以上にその動きを加速してみようと思います。
①−④作家もの以外から素晴らしい商品を見つけ出す
イロドリではユラユラっとした風景が映る再生ガラスのガラスコップを販売しています。東南アジアで生産され、ガラスの中に気泡が入っているものもあります。アジアの空気が入っている遊びがある商品です。その遊びを楽しんでほしいって思えるコップです。またアメリカで生み出されたワイングラスもあります。スキのない息を飲む美しさとは反対側にある、ガラスの表面がなんか横に凸凹してますよってなっているし、足の取り付けが「ちゃんとつけましたよ!」ってなってたりするのがなんとも言えず愛らしい。そんな工場で作られたものの中からも楽しいモノをさらに探していきます。
①−⑤取り扱うジャンルを広げる
ファッション?インテリア?本?食べ物?写真?サービス?。モノで人生をイロドることをお手伝いすること以外にも、経験で人生をイロドるお手伝いすることもできるはず。ここが鹿児島県の阿久根という立地で、周りはみかん畑という恵まれた環境です。そこで「とにかくやってみよう」という気持ちで、12月のスイートスプリングから始まり、大将季(デコポン)、紅甘夏、河内晩柑と販売してきました。とても多くのお客さんにお届けすることができました。想像した以上に喜んでいただけました。これからみかんを始め様々なジャンルの嬉しいモノをお届けできたらと思っています。
②アクセス人数が少ない
②-①バズる情報発信をする
SNS.ブログ.YOUTUBE.ページ内記事など情報発信の種類と頻度はけっこうイイ線いっていると思っています。ですが、拡散される発信ができているかと言えば、NOだと思っています。拡散される情報って、人の感情をいい意味でも悪い意味でも揺さぶるものだと考えます。
「心を揺さぶる情報」を具体的に言うと、人を攻撃する怒りの情報、哀しみを共感させる情報、ショッキングな情報、賛否両論を巻き起こす情報、スッキリする情報、何かを達成する嬉しい情報、目を見張る美しい情報、底抜けに楽しい情報などだと考えます。
イロドリは、人の人生が能動的で幸せであってほしいと思っています。人の幸せを願い自分も幸せであればこんなに嬉しい人生はないと考えます。
なのでイロドリは、「喜」と「楽」の情報発信をしています。視点と視座を変えて、拡散されるような情報が発信できたらと思います。
②-②いろんな人と出会う
YOUTUBEが好きでよく見るのですが、有名YOUTUBERさんはよくコラボされていますよね。自分のチャンネルとコラボする相手のチャンネルの両方の視聴者さんが動画を見てくれることで広がっていくという仕組みです。鹿児島でも私たちイロドリ以外にも「人の人生をイロドるお手伝いをしている人」がたっくさんいると思うんです。そんな世界観を共有できる方々と繋がって一緒に何かをしていくことで広がると思っています。
②-③さらに魅力的な商品をそろえる
さらに魅力的な商品のあるイロドリにしていくこと。さらに美しく、さらに美味しく、さらに嬉しく、さらに元気に、さらにニコヤカに、さらに晴れやかになるようなモノをセレクトしていくことだと思います。
②-④メディアへ露出する
これまで雑誌もテレビも何にもメディアに出たことがないイロドリ。鹿児島のココにイロドリってあるんですよー!って気づいてもらいたい。そしたら今よりも多くの方が「お!」って気づいてくれて、興味を持ってくれると思うんです。ちゃんとプレスリリースをしていかないとって思っています。
[目印]
2019年12月には日本人の約1000人に1人がアクセスしてくれるお店になりたいですね。
[まとめ]
「モヤモヤ課題をスパッと解決」という訳にはいかなかったのですが、今回まとめた解決策をとにかくやってみたいと思います。
ネットショップを夫婦でし始めて本当によかったと思っています。イロドリができることは私にとって最高の人生だと感じています。
日々、二人で話し合い、知恵を出し合い、多くの人から学び、多くの人の人生をイロドるお手伝いができるお店に成長したいと思います。
今回、覚書をかねて記事にしました。今回ひねり出した解決策をやってみて、うまく行かなかったら日々ニヤニヤ・ワイワイしながら解決していきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
イロドリ