今日も、何てことない良い1日。

今日歯医者さんから出て、
自転車を自転車置き場から出して乗ろうとしたら、
椅子にもなる手押し車を押したおばあちゃんが。

イメージ図。
こんな感じのもの。

少し気になって見ていると、
歯医者さんに来られた方のようでしたが、
手押し車は外の自転車置き場になっている
スペースに置いていきたい、という感じでした。
少しですが段差もあるし、気になったので
自転車を止めて声をかけることに。

ちょうどおばあちゃんは手押し車から
バッグを取り出していたところだったので、
「これ、外に置きますか？」と聞いたところ
「ええそうなの」とおっしゃったので
じゃあ段差もあるしわたしが運びますね！
とすぐ隣の自転車置き場に運んだ。
ここでいいですか？と確認しながら置いて、
(運んでいる間ずっとありがとうありがとうって
にこにこおててすりすりされていた)
自分の自転車へ戻ろうとすると、
「あなたはもう治療終わったの？帰るの？」と
聞かれたので、「はい、わたしは今日は
治療が終わってもう帰るところなんです」
と言うと、そうなのね、と
拝むポーズで、どうもありがとう、と。

当たり前のことをしただけだし、
それが偽善でも自己満でも何でもいい。
だけどあのかわいいおばあちゃんが、
少しでも今日1日をハッピーな気持ちで
過ごしてくれたら最高だなぁ
と思いながら、鼻歌ふんふんして、
自転車漕ぎ漕ぎ帰りました。

結局わたしは、
優しさとか親切は巡り巡るものだと信じてる。

自分自身の祖父母たちは、
わたしが産まれた時にはすでに亡くなっていたり
早くに亡くなってしまったりしていて。
父方の祖母は父が幼い頃に亡くなっている為
会ったこともなく、父方の祖父はわたしが
幼稚園の頃に亡くなり、母方の祖父は
わたしが産まれてすぐの頃に亡くなっており
会った記憶すらありません。
1番遅くに亡くなった母方の祖母も、
わたしが小学校高学年の頃に認知症で
介護医療施設に入り、わたしのことも
分からない状態になってしまっていたので。
確かわたしが中2の頃に亡くなってしまい、
会話をしたり、関わったと思い出せる記憶が、
小学生くらいまでしかないんですよね。
祖父母と何かした！という記憶がわたしには
ほぼないに等しいと言ってもいいくらいで。
だから10代の頃なんかは、周りの子が
おじいちゃんおばあちゃんの家に行ってーとか
おばあちゃんが買ってくれたーとか
そんな話を聞くのがとても羨ましかった。


と、そんな思い出話を書きつつ、

本当は雨の予報だったのに降らなかったかわりに
湿度が高くてすごく蒸し暑かった今日、
かわいいおばあちゃんとお話しできて
ほんの少しお役に立てた今日、
苦手な歯医者さんの日だったけど
治療はあと2回で終わりますよーと言われた今日、

なんて事ない1日だけど、良い1日でした。

そう言えば以前書いた「もう一度見たい桜」
奈良にもう1ヶ所あったのに載せるの忘れていて…
もう桜終わったけど記事にしようかどうしようか…
来年のことは分からないし、
時期は完全に過ぎてしまったけれど
やっぱり記事にしておこうか…と迷っています。笑

以前3行日記でも書いたのを思い出した。

それでは今日はこの辺で。


最後まで読んでくださってありがとう。

また気が向いたら、来てくださいね。