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【写真+詩】乙女椿の一生は。


硬く閉ざした蕾は
柔らかな花びらを
しなやかに羽ばたかせ
そっと広げて花になる
やがて枯れゆきぽとりと落ちて
そうしていつか朽ちてゆく

枯れゆき朽ちる
その姿さえ美しい

乙女椿の一生は



女の一生か


泣いているように水滴を纏う姿も、
ぽとりと落ちて、地面で朽ちてゆく
そんな姿さえも美しい。
自分に重ねてもそう思えるように生きられたら素敵だろうな。
わたしは死ぬまでに、自分をそんなふうに思えるだろうか。


雨の日に撮った乙女椿。
どれもお気に入りで、絞れなかった。
見出し画に使った写真は特にお気に入り。
それ以外の写真も、いつか見出し画に使おうと
思うくらいにお気に入りになった。



それでは今日はこの辺で。


最後まで読んでくださってありがとう。

また気が向いたら、来てくださいね。







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