『バービー』~コメディなのに鋭い社会視点
楽しみにしていたのに劇場公開時に行けなかった映画。
やっと配信で鑑賞。
やっぱり直感通り面白かった~~~♡
グレタ・ガーヴィグ監督の作品は私好み。
今回はディスりながらも笑いと感動を与える脚本と監督力に感動♪
もう、バービーを演じたマーゴット・ロビーとケンを演じたライアン・ゴズリングがハマリ役。
あの整った人形のような容姿を逆手にとっておとぼけ感や切なさまで共感したくなっちゃう可愛さと素敵さにあふれていた。
特にゴズリングには笑いっぱなし( ´艸`)
監督がゴズリングに出演依頼した時に
ゴズリング本人は何で自分がこの役にオファーが来たのか疑問だったそう。
たしかにシリアスな役柄が多い人というイメージだった。
監督は「ぴったりだから」っていう感じだったらしい( ´艸`)
ホント、ぴったりでした。
やっぱりミッキーマウスクラブでブリトニー・スピアーズたちと若い頃出演していたのが関係あるのかな?
あの歌や踊りにあのチャラさ( ´艸`)
そして、純真さよ☆
アメリカ・フェレーラのお母さんもとっても良かった。
彼女の見せ場のシーンで泣きました。
そうそう、本当に世の中の女性の心の内を代弁したシーンでした。
『アグリー・ベティ』で大好きな女優さんだったので、年を重ねて更にキャリアアップされている姿が嬉しい♪
ベティだったら言いそうなセリフだった。
娘さんと理解しあっている感じもとっても良かった。
ついついホロリときちゃいました。
それに、マテル社がけっこうギリギリで黒歴史?!をネタにしているのをOKにしていて笑いました。
廃盤になったバービーやケンも登場。
アランの扱いひどくない?って思っていたらアランの活躍シーンが愉快すぎた♪
シュガーダディー(パパ活?!)ケンやマジックリングケンの存在をこの映画で知る。
調べたら笑いがとまらない。
凄いネタを盛り込まれている・・・。
とはいえ主役のマーゴット・ロビーが輝いていた♪
本当にクレバーな女優さんだといつも感じます。
セルフプロデュース力があるし、ブロンド女優という概念を逆手にとって活躍しているという凄さ。
ご本人の素もそうなのかもしれませんが、あっけらかんとした明るさも魅力だと思います。
バービー役と聞いて本当にぴったりだと思っていましたが、実際に鑑賞してもイメージ通りだった。
そして、自分自身というものを見つけていくバービーが本当に素敵です。
バービー観を変えてきた素敵な映画でした。
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