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【女ひとりでエベレスト街道】憧れのエベレストビューホテルへ

トレッキング3日目。
エベレスト街道トレッキングの日程の中で、単純にどの日が一番楽しかったか聞かれたら、この日だったと思います。
初めてエベレストをこの目で見た日。

1.高度順応のための休息日

この日は高度順応のためにナムチェバザールに連泊する日でした。

一応休息日の位置付けだけど、より高度順応をスムーズにするために3,880mにあるエベレストビューホテルまで軽くお散歩トレッキングをします。
一度高度を上げて、下がったところで宿泊するのが高山病対策にはベストなんだそう。(せっかく登ったのにもったいないと感じてしまうけど)
結局、休息日を含めた全12日間のトレッキングの日程において、全くトレッキングをしない日は1日もありませんでした。

エベレストビューホテルは、日本人が作った高級ホテルです。
その名の通りエベレストが一望できるらしく、ここに行けることをとても楽しみにしていました。

2.日本人との別れと餞別のサングラス

朝ごはん

朝食をとりにダイニングへ向かうと、昨日お話しさせていただいた日本人の皆さまと再びお会いすることができました。

おじさま2人組はアジアの国々を色々旅しているそう。
定年退職後に旅に出ようと思ったらコロナ禍となり、しばらくは車を改造して国内を回っていたけど、コロナが明けたので海外を回っているとのこと。

「タイやネパールの人たちはお金がなくても目がキラキラしてる。日本人はお金はあるかもしれないけど、仕事ばっかりで目が死んでるよなー。」と言いながら腰痛体操をしていた姿がなんだか忘れられません。
きっとあの方も定年退職するまで必死に働かれたのではないかな。
幸せって何なんでしょうね。

前日に色々アドバイスくれた青年からは「この先は日差しが強くて普通のサングラスじゃ厳しいかも。」と餞別にサングラスをいただきました。

青年がくれたサングラス。
この後大活躍してくれた。

タメルで購入したというこのサングラス。
なぜかレンズにレイバンとフェラーリの名前が入っていてツッコミどころ満載。
「ネタにしてください」とおっしゃっていました笑
青年はまだしばらくネパールにいるとのことで、タメルでまた会えたら会おうと話しました。

最後にみんなで記念撮影をしてお別れ。
楽しく面白い出会いでした。

3.憧れのエベレストビューホテルへ

この日は同じロッジに連泊だったので、大きい荷物は置いたまま、アタックザックで出発。
荷物が軽いと足取りも軽い。

夜中何度か目が覚めて、なんとなく頭が痛いような気もしていたけど、歩き出した頃には体調絶好調。

ナムチェの街を眼下に望む
道はとても歩きやすい

そしてとうとうエベレストが見えた!

左に見えるのがエベレスト

ナムチェから1時間半ほど歩いて、エベレストビューホテルに到着。

エントランス

宿泊をしない人も中に入ってお茶することができます。
中には日本人の団体客らしき方々も。

燕山荘の旗?を発見!
ホットレモンとエベレスト
この景色が目の前に

ガイドさんは、私のエネルギー不足を心配しているようで、スニッカーズやナッツやビスケットなど、ドラえもんのように次々ザックから出して食べるように言ってくれる。
もう食べられないと伝えても「後で必要になるよ」と。
オカン並みにエネルギー管理してくれたのは今思えば本当にありがたかったな。

来た道を下る

ナムチェからエベレストビューホテルまでの道はとても景色が良いので、日程や体力に余裕がない場合はこのエベレストビューホテルまででも十分満喫できると思いました。

お昼に食べたモモ。
餃子みたいでおいしい。

昼前にはロッジに戻り、ご飯を食べてホットシャワーを浴びて、ナムチェでお買い物も。
もうずっとナムチェにいたいと思うくらい、とても快適な1日でした。

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