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日常に生かすマインドフルネス⑤◇不整脈からの体感◇

3月も下旬に入り、今年度の授業も終わりが見えてきました!

教師歴20年、心理カウンセラー×ライフコーチ彩葉(いろは)です。

さてさて、わたしが勝手に敬愛する綿本彰先生の『マインドフルネス瞑想指導者養成講座』

講座を通して学んだマインドフルネス瞑想について、また、「日常に生かすマインドフルネス」についてお伝えしていくシリーズ、最終回になります。

前回まではコチラ↓↓


ありのままを認められたい


マインドフルネス瞑想指導者養成講座3日目、最終日。

思いがけず、ベッドの中で二日酔いのままま得られた、マインドフルネスを日常に生かすという「体感」


今のありのままをノージャッジで認めると
力が湧いてくる!


そんなことを実感しました。

やはり、人はありのままを丸ごと認められたいもの

ここはいいけど、ここはダメ

そんなジャッジされたくないですよねー

わたしももちろんそうですが、子どもたちを見ていると、特にそう感じます。

だからこそ


人はありのままの自分を
他でもない自分自身から「受け入れてもらえた!」
と感じると
嬉しくなってつい力が出てくる
のかなぁ

なんて感じています。


不整脈=普通じゃない?


さて、ここでもう一つ、わたしの「体感」話を

先日、先延ばしにしてた病院に行ってきました。

実はわたし、不整脈がありまして。


3年くらい前から、検診で引っかかるようになって、その度にお世話になっていた循環器系の病院で、今回、久しぶりに検査をしてもらいました。

11月の人間ドックでまた引っかかってたんだけど、忙しいからと年度末まで後回しにしていたんですね。

それで、病院では「まずは心電図をもう一度取りましょう」となりました。

わたし、検診で引っかかるようになってから、心電図って結構ドキドキするんですよ。
また脈飛ぶのかな?何て言われるんだろ?って。

その病院は、波形が乱れたら機械音がピーピー鳴るのを知ってたので、普通にしようと思っても、音が鳴るかもという緊張で、鼓動が速くなっているのが自分でもわかりました。


そこで、はっ!と気づきました。

そう、こんな時こそ、マインドフルネス。
今に集中!

「また脈が飛んだらどうしよう」と思ってる

「脈が飛ばないでほしい」と思ってる

「音が鳴って欲しくない」と思ってる

あぁ、そうか

「脈が飛ぶのはダメだ」と思ってるんだね

「脈が飛ぶわたしの心臓は、普通じゃない。
   普通じゃないのは怖い。
 だから、普通に戻さなきゃ、治さなきゃ。」

と思ってるんだね

そっか、そっか、そうなんだね

そのままでいいよ

脈は飛んでもいいし、飛ばなくてもいい
ありのままでいいよ


そんな風に今に集中して見守っていると、すーっと鼓動が落ち着いていくのを感じました。


まぁ、相変わらず心電図の波形は乱れていたようで、ピーって何度も鳴ってたんだけど。

でも不思議とショックはなかったなぁ。


それが今のわたし


念のために心エコーで心臓の動きも診てもらって、その後の先生のお話はこんな感じでした。

「やはり心室性期外収縮ですね。まぁ、脈は飛んでますね。そして、心電図取れば引っかかりますよ。ホルター(24時間心電図をとる機械)やったら、1日に1万回弱くらいは飛んでるでしょう。

でもね、心機能は特に問題ないし、自覚症状もさほど強くはない。そんなに日常生活で困ってる訳ではないのだから、このまま経過観察でいいでしょう。

そりゃ、薬飲んだり、手術したりして飛ばないようにすることもできなくはないけど、そこまでするメリット、ありますか?って話なんでね。」

そんな先生の話を聞いて、妙に納得しました。


何とかしなきゃ
脈が飛ぶわたしの心臓はダメだ
普通じゃないから、普通に戻さなきゃ


無意識でそう思い込んでいたのはわたし


ん?だけど、一体何が普通なんだ?
普通って、誰が決めたんだ??


少々脈が飛んでても
それが今のわたし(の心臓)

何もダメじゃない


そのままでいい
そのままで十分

そんなことよりも


毎日休まず働いてくれていることに
日々しっかり感謝しよう


本当にいつもありがとうね

そんな風に、今回初めて素直に思えました。

真ん中に戻る


前回の二日酔いの時は、「力が湧いてくる」感じだったのだけど、今回の心電図での体感は「余分な力が抜けていく」って感じでした。


わたしたちは二極の中で生きている
そして、エゴを使って「サットヴァ」を経験していく


綿本先生はトリグナの話の中で、そんなことをおっしゃっていました。


マインドフルネスを日常に生かすことで
ニ極の「真ん中」に戻れるのかもしれない


「真ん中」というのは
ちょうどいい場所、ちょうどいいバランス
変に力を入れ過ぎず、かと言って抜き過ぎず
穏やかで、調和の取れた「サトヴィック」な状態


簡単にどちらかの極に寄り過ぎてしまう現代のわたしたちを、一瞬で真ん中に整えてくれるのがマインドフルネスなのかも


そんな風に感じました。



今に集中するため、また、ありのままを感じるために様々な瞑想の技法や手法があります。

講座の中ではそのような技法や手法についてもたくさん学びました。

でも今回、講座に参加してわたしがいちばん得たものは、日常における「体感」でした。

そしてそれはどうやら、わたしが一番得たかったものだったようです。

知識を深めるのはもう十分やってきたので、今回は体感を得るために参加したんだな、ということは、後になって気づきました。(←遅っ 笑笑)

マインドフルネス瞑想に終わりはなく、実践し続け、気づき続けるもの。

こうやって、講座を通して受け取ったことを言語化してブログに残すことは、実践を続けていくためのわたしのチャレンジでもありました。

今後も日常の中で実践し、「体感」し続けていきたいなぁ、と感じています。


最後になりましたが、綿本彰先生、そして、一緒に講座を受講したヨガティーチャーの皆さま、本当にありがとうございました。
最初はアウェイ過ぎて場違い?!とドキドキでしたが、あたたかい皆さんのおかげで、3日間とても心地よく過ごすことができました。
また博多行くけんねー!


「日常に生かすマインドフルネス」シリーズは以上となります。最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
わたしの気づきが、何かのヒントになれば幸いです。

(「日常に生かすマインドフルネス」・完)


今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございます♡

心理カウンセラー×ライフコーチ彩葉(いろは)

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