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あの人に言った言葉が あたしの大事な言葉で よかった|漫画『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』第5巻


これまでの感想はこちら。

“何か”が変わり始めていた。

“ただの自分のファンのおじさん”だった佐々木に対して、自分が思い出せない、佐々木と“山田さん”の思い出が、きっと薄っぺらい対応だったのだろうと想像して、自己嫌悪する田山。

「そのひとの 大切にしている あたしとの思い出を あたしはもう忘れたから いつまでも そんなの大切にしてるのって うっとおしい忘れちゃえって思った」

『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』第5巻

“誰の”とは言えなかった。

「何言ってるかわかんないでしょ」と言う田山に、佐々木は「最近大切な思い出ができた」と、2人で桜を見た日の事を語り始めた。

「もしあの日の出来事を俺だけが大事にしていて 君は少しも思い出せなくなって ないがしろに扱ったって 俺は感謝し続けるし 君は素敵だ」

『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』第5巻

そして、田山は、佐々木から偶然にも忘れてしまっていた思い出の“答え”を聞く。

その言葉は。

「あの人に言った言葉が あたしの大事な言葉で よかった……」

『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』第5巻

田山の視線の先には、会社へと戻っていく佐々木の後ろ姿が映っていた。


そのエンタメはもう少し温めておきたい!

という店長さんの言葉通り。
ストーリーが動き出そうとすると、この気持ちとのせめぎ合いになるよね(笑)

でもさ。
叫んでいい?

うおおおおおおお!進展したよ!進展!!
これ秒読みじゃない?!
もう、完っ全に秒読みじゃない?!

もう田山さんでも山田さんでも関係ないじゃん!

田山さんが自分の思い出せない思い出に嫉妬するのも、佐々木さんが“山田さん”との思い出じゃなくて田山さんとの思い出が大切になった、って言うのも、もう、ほぼ来るとこまで来たじゃん!!

前半は、川上さんが戻っていたり、オバくんの過去編だったり、ジリジリと焦らせれた感じがあったけど。

後半、そのご褒美のように、ドドドっと来たね!

実は最初、田山さんが何に悶々としているのかわからなくて、何度も読み返したけど。

あらすじ書きながらようやっと理解した(笑)。
私の読解力よ……

もう待てない!
私、待てない!!

次巻が楽しみで仕方ない!!!
どうなるの!?この2人!!


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