来年も来たいって言わないの…?|漫画『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』第3巻
残業続きで疲れたサラリーマンの佐々木さんの癒やしは、スーパーの2番レジにいる、笑顔の素敵な山田さんに接客してもらうこと。
ひょんな事から、そのスーパー裏の従業員用喫煙所で、山田さんの同僚の田山さんと定期的に一服するようになった佐々木さん。
田山さん=山田さんとは気づかずに……
佐々木さんと田山さん(山田さん)は、年齢差はあるけど、相変わらず何だか良い関係。
時期は年末年始。
田山さんに年末の挨拶をしようとスーパーへやってきた佐々木さんは、店長から田山さんが風邪で休んでいることを聞く。
そして、体調不良をおして出勤しようとしている田山さんを電話で説得するように言われる。
田山さんは体調が悪い中、他の人の穴埋めを頑張って風邪を悪化させたのだ。
これ以上トラブルを起こさないように、と思った矢先。
自分も体調を崩して迷惑をかけてしまい、それを情けないと思っていた。
そして、今年最後の挨拶をして、田山さんが寝落ちしたところで通話は終わる。
ちなみに、その会話はスピーカーになっていて、店長に全て聞かれていたが……
それは、“大切な関係”
相変わらず、2人の関係に名前はないけれど。
1番動きがあったのは、佐々木さんが、お世話になった以上に迷惑をかけてしまった先輩に会いに行く話。
田山さんに、解決するまで喫煙所を出禁にされて。
勇気を出して佐々木さんが定年退職する先輩に会いに行く。
「いい思い出の方が僕ら多かったろ!」と再会を喜んでくれる先輩に、田山さんの励ましで会いに来た、と話す佐々木さん。
田山さんとの関係を先輩に聞かれて。
大切な関係。
それが1番、今の2人に合っている言葉。
環境も、年齢も、何もかも違うけれど、何故かお互いを補い合える関係。
田山さんのスーパーの同僚たちも、薄々2人の気持ちに気づき始めていて。
そろそろ、何か進展があるのかなぁ、と思ってしまいます。
まあ、1番楽しみなのは田山さん=山田さんだと知った佐々木さんが、どんな反応をするのか、なんですけど(笑)。
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