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何という鋼の精神ーー!!!|漫画『SPY×FAMILY』11巻
劇場版の公開も決まった、『SPY×FAMILY』の最新刊。
これまでの感想はこちら。
今回は好感度が高すぎるせいで、診療部部長に嫉妬されるフォージャー先生と、バスジャックに巻き込まれるアーニャの話の2本立て。
俄然気になるのは、じなん、ことダミアンの母・メリンダの存在。
前巻の11巻で初登場したメリンダがどんなキャラクターなのか、今回明らかになると思いきや、アーニャの能力で見えた彼女の心の内は、“歪んでる”とも言える息子・ダミアンへの愛憎。
もはや、“変わってる”というより、2人の違う人間の思考のよう。
更に、今回の巻でも繰り返し出てきた
「へぇ ヨル・ブライアが
ですがメリンダはリストの中でも優先順位の低い人物では」
初登場時にもメリンダは組織にとって重要度の低い人物、と言われていたが、今回もまたそのことに触れられている。
繰り返し言われると、引っかかる。
実はかなりのキーマンなのか。
コメディのこの作品に、あまりシリアス寄りのキャラはいない。唯一、デズモンドもコメディっぽい要素はなかったので、夫婦で同じ感じなのか。
でも、それならデズモンドで良い訳だしなぁ。
次の巻こそはもっと登場して、どんな人かわかることに期待したいです。
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