記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

もの凄い嘘つき。でも、カッコいい嘘つき!|漫画『SPY×FAMILY』

みんな大好き!『SPY×FAMILY』!
イエーイ!

見てる? アニメ見てる?

とりあえず、今回EDがyamaだったことに驚いたわ。

結構好き。

でも、第1シーズンと違って、第2シーズンは1回にエピソードが2つ入ってる回が多いわね。
良いか悪いかはわからないけど。

一応、ストーリーをざっくりおさらいすると。

舞台はヨーロッパのような雰囲気の東国(オスタニア)。隣合う西国(ウェスタリス)とは戦争を経て、“平和になった”と、言いながらも緊張状態が続いている。

登場人物は、西国スパイの“黄昏”(ロイド・フォージャー)。

そして、昼間は公務員、夜は殺し屋の顔を持つ、“いばら姫”ことヨル。

ある組織の実験で「被検体007」として生み出された他人の心が読める、アーニャ。

“黄昏”(ロイド)は東西平和を脅かす東国の政治家ドノバン・デズモンドに接触する“オペレーション梟(ストリクス)”という任務を任される。

デズモンドが唯一、姿を現す、彼の子どもたちの通うイーデン学校に潜入する為に、孤児院からアーニャを引き取り、自らの子どもとしてイーデン校を受験させた。

面接では両親が揃っていなければならず、「いい年をして独身の女は素性を疑われる」と聞き、殺し屋の仕事を続けるために疑われないようにしたいヨルと(お互いの本当の理由は知らないまま)偽装結婚をすることに。

そしてここに、父(スパイ)、母(殺し屋)、娘(エスパー)という家族が生まれた――!!

という、ホームコメディ。


本格的な連載は本作がはじめて

作者は遠藤達哉。
本作の他には配信作品は2冊くらいの読み切りしかない。
ウィキペディアによると

2000年、『西部遊戯』で第5回ストーリーキング漫画部門準キングを受賞。『赤マルジャンプ』(集英社)2000年SPRINGに掲載されデビュー。『週刊少年ジャンプ』(集英社)2000年51号に読切『月華美刃』を掲載。
『ジャンプSQ』(集英社)2007年12月号(創刊号)より2008年8月号まで『TISTA』を初連載。『TISTA』の連載終了後、『青の祓魔師』(加藤和恵)のアシスタントを勤めた。
『ジャンプSQ』2010年6月号より、『月華美刃』を連載し、2012年2月号で完結した。その後はしばらく連載企画を立てず、加藤・アミュー・藤本タツキ・賀来ゆうじらのアシスタントとして活躍した。
2018年、『ジャンプSQ』2018年3月号に『I SPY』を掲載。好評だったためスパイを題材とした連載の企画を練り、2019年より『少年ジャンプ+』(集英社)で『SPY×FAMILY』を連載中。

遠藤達哉 Wikipedia

とある。
藤本タツキは『チェンソーマン』の作者よね。
『SPY×FAMILY』はジャンプによくある、読み切りからの連載だったよう。
あと、私、同世代で驚き。

出版社は集英社。

掲載誌・レーベルは少年ジャンプ+。

発売日は2019年07月(第1巻)。

既刊10巻。連載中。
最新刊10巻は先月、2022年10月に発売したばかり。


少年漫画でありながら、少女漫画の設定が多くて楽しい

ロイドさん、カッコいい。
アーニャが可愛いと言われがちだけど。

もう一回、言っておく。

ロイドさん、カッコいい。

ここ、大事なとこね。

それを踏まえて。

普段、少年漫画はほぼ読まない私がこの作品にハマった理由はただ1つ。

コメディ漫画だけど、少女漫画にもある設定がたくさんあったから。

ロイドとヨルの偽装結婚。
ダミアンとアーニャのツンと天然の組み合わせも、美味しいことこの上ない。  

もう、少女漫画じゃん。
ラノベとかに普通にあるやつじゃん。

少年漫画特有の、ロマンスのチラリズム(というか、ロマンスが中心じゃない)もたまらない。

基本的なストーリーの構成は、お互いがお互い、自分の秘密を隠し、アーニャだけが心を読むことでロイドとヨルの秘密を知っているが、心を読めることを明かせないので、うまく立ち回れたり、立ち回れなかったり……という感じ。

たまに秘密がバレるかも……という展開を挟めば、もはや名探偵コナン方式で永遠に行けそうな設定である。

長くなればなるほどマンネリになるリスクもあるが、奇抜な脇役キャラを上手くストーリーに混ぜ込めるかが肝……だろうか。

現在アニメは5巻あたりをやってます。
まだまだその先も面白いです!


この記事が参加している募集

マンガ感想文

よろしければサポートをお願いします。