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そんなに一緒が良かった?|漫画『魔法世界の受付嬢になりたいです』第7巻

舞台は魔法がある異世界。

ナナリーは魔導所(=ハーレ。ギルドのような所)の受付のお姉さんに憧れる女の子。

公爵子息のアルウェス・ロックマンとは魔法学校の同級生で首席を争った(ナナリーはいつも次席)ライバル同士。

容姿端麗で周りには女子がひっきりなく群がる人気者のアルウェスだが、なぜかナナリーには突っかかってくる。

2人は卒業後、魔導所の受付嬢と騎士団の道にそれぞれ進むけど、何かと交流は続いて……

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各国の要人が集まる王流議論会で秘密裏に語られる、そこに生き物の大半が魔物である新大陸の発見。

そして、氷の魔法に弱い、ある“魔物”の存在。

その中でウォールヘルヌスという大会を中止するべきだと言う者。
逆に、一箇所に氷の魔法使いを集め、遠回しに囮にしてはどうかと言う者。

「欲してる者たちを 1か所に集めれば それこそあちら側の思うつぼです」

『魔法世界の受付嬢になりたいです』第7巻

氷の魔法使いを囮にすることを反対していたアルウェスだが。

結局はウォールヘルヌスに集まる魔法使いたちに期待しよう、と問題を他人任せにしたまま。

ウォールヘルヌスが、開幕した。


久しぶりに2人の直接対決!

今回は、割とクライマックスに向けてのブリッジ的な巻だったので、単体での見どころは難しいのですが。

一番は、ウォールヘルヌス3日目、各チームの対抗戦でのハーレ魔導所対ドーラン騎士団の対決でしょう!

アルウェスは初めからメンバーとして参加していたけど、ナナリーは大会の受付のお手伝い。

ハーレのメンバーだった氷型のディーン先輩が謎の体調不良で退場したことにより、ゾゾ先輩が“お助け札”で代理を行使。

代理は同型の魔法使いでなければならない為、急遽、氷型のナナリーが試合に出場!

しかも、その代理の召喚の仕方がかなり強引(笑)

ナナリーは受付から、突然、競技場のど真ん中へ。

「だぁって! いろんな意味で対抗できそうなの 貴女しか思い浮かばなかったのよ!」
「いろんな意味って どういう意味ですかぁっ!」

『魔法世界の受付嬢になりたいです』第7巻

準備なしで戦闘ってなんて理不尽(笑)

しかし、2対2とはいえ、相手のドーラン騎士団にはアルウェスがいる。

何だかんだで10年近くの付き合いになる2人。
ずっと次席で辛酸を舐めてきたナナリーには待っていたチャンスでもある。

「ついに 公式の場でアンタを打ち負かす時が来たわ!」

『魔法世界の受付嬢になりたいです』第7巻

アルウェスは氷型のナナリーが表舞台に出てくることで“魔物”の標的になってしまうことを不服に思っているところもあったけど。

共に始祖級の魔法使いである2人の対決は、学生時代以来で楽しかったです!

ん? 学生時代も男女別になってたりして直接対決はなかったかも?

次か、次の次の巻あたりが、ひとまずの最終巻になるんでしょうか。
原作小説はその続きもあるので、この先もコミカライズして欲しいです。


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