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朝一番のゴールデンタイムに重たい仕事をいれよう、の嘘

タイムマネジメントの本では、朝イチでメールチェックなどの雑務をいれず、いきなりメインの仕事をはじめよう、ということが書かれています。

そうなのか、と思って続けてきたんですが、やっぱり朝おきてすぐって頭が働かないのですよね。ぼーっとしてる。そんな時にこの本を読んだんですが、謎がとけました。

1日に2回活発になる時間帯がある

人の生体リズムとして、活発になる時間帯は、起床から4時間後と11時間後。活動が低下するのは8時間後と22時間後となっているそうです。

たとえば、もし6時に起きている場合は、10時と17時に活発になり、14時と朝方4時に活動が低下します。これは実体験として、本当にそうだなとしっくりきていて、僕も朝5時、6時くらいに起きるんですが、朝起きてすぐよりも9時、10時くらいが一番集中力が高まってると感じます。

これをふまえると、朝一番にメインワークを入れるより、頭を使わなくてもできるかんたんなものをいれてこなしてリズムをつくり、4時間後にピークがくるような設計をしてあげるほうがパフォーマンスが上がります。

昼の仮眠は6分〜30分がベスト

活動が低下する時間帯。僕だったらお昼を食べた後の14時くらいは、少し眠気も感じて、なかなかはかどりません。

そんなとき、活動が低下する時間帯に、眠さを感じる前に目を閉じる(実際に眠らなくてもOK)だけでも回復することができます。

時間によって意味が変わります。

〜5分:スッキリした感じは作れるものの、睡眠物質を分解するところまでは無理
6分〜30分:脳内の睡眠物質が分解され、仮眠後の作業効率が高まる
31分以上:夜間睡眠の脳波が出現し、メインの睡眠の質が低下する

つまり、6分〜30分までが仮眠をとるのに一番いい分数です。そして、座ったまま机に伏せたりするなど頭を固定するのがポイント。これに加えて、夕方に体を動かすと夜の眠りの質があがるので散歩などをいれるといいと思います。

自分のパフォーマンスがあがる時間を知って、スケジュールを組み合わせることでもっといいパフォーマンスをだせるし、脳のムダ使いをせずにすみます。はたらく中に休息をいれて、生産性を上げていきましょう。

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