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起業家がプログラミングを学ぶメリット

おはようございます。入江シンゴです。

僕は制作会社で10年働いてたおかげでデザインとプログラミングというスキルを持ってフリーになったんですが、サービスをつくる上でずいぶんこのスキルに助けられたなぁ・・・と思います。

これからサービスをつくろうとしている起業家には、プログラミングを学ぶことをおすすめしたい。理由が3つあります。

①工数がわかると優先順位をつけやすい

自分で開発を少しでもやっておくと難しいかどうかがわかる「選別眼」が手に入ります。工数がわかると、優先順位を決める際に役立ちます。

優先順位決めは手数を多く打てない個人やスタートアップにとって、とても大切です。これを決める際に、わざわざエンジニアに聞かなくても自分だけで予定をざっくりシミュレーションできるというメリットがあります。

僕が決めていくときは「なるべく少ない時間で効果を上げられそうなもの」を予測して決めていっています。

また、優先順位だけじゃなく、仕事のやり方でも時間を圧縮できるので下のやり方もおすすめです👇

②優秀な人がすぐにわかる

フリーランスにアウトソーシングする場合、エンジニアがおかしな工数をだしてきていることもわかるようになるので、まずぼったくられることはありません。

その前にプログラミングを学んでいれば、できることとできないことを理解しているので、エンジニアにどのような機能なのかを伝えやすくなります。つまり、エンジニアがよくわからないところを補完して多めに見積バッファをとる、という事態を避けれます。

もうひとつは「誰に依頼するか」の判断がしやすくなるということ。

知り合いの社長さんから相談されるのは「見極めができないので、アウトソーシング先を見つけるのに苦労する、不安だ」という話をよく聞きます。

自分でつくる経験をしておくと、ソースもちょっとはわかりますし、仕事を見るだけでできる人かそうでないかの判断がつけやすくなります。全く知らないと良し悪し、わかりませんからね・・・。

③プログラミングを学ぶハードルが下がっている

昔に比べて、オンラインで安く学べる手段が出揃ってます。

無料でもprogateやドットインストールからはじめたり、書籍も数千円、MENTAでメンターつけても数千円から1万円くらいです。

フレームワークやライブラリも充実していて、その使い方の事例も山ほどあるし、わからなければググると90%は解答が見つかる時代です。

3ヶ月くらい集中して取り組んで基礎を学ぶだけでも、その後にめちゃくちゃ役立つので、やっぱり学ぶっきゃないと思います。

なるべくなら自分で作ってみる

実はinstagramも創業者が勉強して作ったものなんです。スマホアプリなら、いまならflutterで書くとiPhoneとAndroidアプリを同時に作れます。昔はそれぞれ作っていて大変でした。

自分でつくることのメリットは計り知れません。

まずコミュニケーションコストがゼロだということ。自分で考えてるものを人に説明するのって難しいのですよね。なかなか伝わらない。しかも新しいサービスだと、作りながら決めていくところもあります。

自分で開発していれば、途中でバンバン仕様を変えれる。これは結構大きいですね。アウトソーシングすると作ってもらった後に変更が相次ぐので、依頼する方も修正する方もストレスかかります。

もうひとつはお金がかからないということ。そのかわり時間はかかりますけれど。創業時は資金が少ないので、なるべくサラリーマンやりながら勉強したりプロトタイプつくるのがいいんじゃないでしょうか。僕も最初の方は、そうやってアプリを作っていました。

おすすめは自分で開発をしながら、メンターをつけるということ。つまづいた時に質問できればスピードと理解を上げられます。そんなにお金もかかりませんし。

本格的に売上でてきたら、アウトソーシングすればいいんじゃないかと思います。僕もそうしていて、最近ではチームで開発をしています。

最後に万が一サービスですぐに収益化できなくても、、、受託で食いつなげるというメリットもあります。これは避けたいところですけれど。

ということで、手に職があると強い、というお話でした。プログラミングを学んだことがなくて、これからサービスをつくりたいと思っている人はぜひ。


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