ChatGPTを使ってプロダクトを作ったら、未知のスキルを使って何倍も早く完成できた件
こんにちは、入江です。ここ1週間ほど、このようなものをつくってました。
使っている技術
AWS Lambda
AWS RDS(MySQL)
AWS EC2
Chalice
Python
LINE MEssagingAPI
OpenAI API
なのですが、実は上の技術をつかった経験はほぼありませんでした。僕自身はWEB制作やPHPやSQL、スマホアプリまわりの開発経験はあるものの、未体験でほぼ知識がない分野での開発となりました。
それでも1週間で完成することができたのですが、これはChatGPTのちからを借りたからです。今まで通り、自分で調べて開発していたら、肌感ですが1ヶ月はかかってたと思います。というかそもそも作ってなかったかもしれません。
ChatGPTを使ったプログラミングとは
ということで、具体的にはどんな感じで進めていったのかを紹介していき、これからGPTで開発をされる方の助けになればと思います。
前提
ChatGPT Plusの有料版を使っています。なぜなら3.5Turboが圧倒的に回答速度が早いということ。GPT4の回答がすばらしいからです。
GPT4は時間で回数制限があるので何度も使えないので、ここぞというときに質問で使ってました。基本は3.5Turboで会話して、つまったら4に助けをもとめます。
開発スタート
エンジニアメンターのMENTAくんが相談にのるLINEアプリをつくろうということは決めてスタート。
最初はLINEとのやりとりで使うプログラムをGASでつくろうとしていました。ただ、同時リクエスト制限があり、たくさんのユーザーが使い出すと厳しくなるなということがわかりました。
そこで別案を検討。サーバーレスで動くLambdaは名前は知っていましたが実際に使ったことはありませんでした。ただLambdaで書いたプログラムをどうやってサーバーで動かすんだろう?というところまでは知りませんでした。
Chaliceを使えばいい感じにAWSの設定をしてLambdaが動くようにやってくれるということを知りました。
ふとLambdaを実行したらどのくらいコストかかるのか気になって質問。安い。というかほぼ無料でおさまりそう。
Lambdaで実行してCloudWatchでエラーログを確認。エラーがでたら質問。
エラー内容が一気にわかりやすくなります。
疑問があればすぐに質問して理解。
新しい機能の追加についても要件を伝えてソースコードを渡せば解説+コードを書き換えてくれます。
ときにはコンテンツの相談も。
ときにはツッコミをいれることでエラーを事前に防げます。
だいぶはしょっていて、サーバー設定のところだったりAPIの仕様だったり、詰まったところはたくさんありますが、GPTのちからを借りてそこまで深くハマることがなく完成までこぎつけられました。この体験があると、どんな技術でも内容でもつくれるような自信がつきますね。
プロンプトのコツ
GPTにいわれたまま進めるとどこかで詰まってしまうことが多いです特に複雑な処理を一気にプログラムするとそれは起こりがちです。
大事なのは、回答をみてなぜ?本当に?と思うところを徹底的に質問していくこと、そして理解することがとても大事だと思いました。
結局は自分自身のスキル・知識が上がり、いまなにをやっているのかを把握できるようになることでGPTをうまく使いこなすことができたように感じました。
いずれにしても、GPTはエンジニアにとって強力な魔法のツールです。これからCopilotXがでてくることもあり、今後はさらにエンジニアができることが増え、スピードも加速していくなというのを自分自身で体験したのでした。
まとめ
実は今回GPT3.5Turboを使ってますがもちろんお金がかかります。しかし、ここはMENTA社が負担していますのでユーザーのみなさんは無料で使い放題です!(ブラウザの無料版より高速で、技術系にチューニングされたメンタくんに聞ける)
ブラウザを開かなくてもサクッと使えるので、スキマ時間の活用にめちゃくちゃ便利だと思います。
ぜひご利用ください!
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