珍しくお仕事(デジタルマーケティング)のお話しです。
ご存じの方もいてくださるかと思いますが、私は高級フリーターデジタルマーケターとして、企業様のマーケティングをお手伝いしています。デジタルマーケティングといっても実は漠然としていて、正直なところ同じデジマ業界の中でも、やっていることが全く異なることが多いです。
そんな幅の広いデジタルマーケティングと、私がどんな事をしているのか紹介させていただければと思います。
デジタルマーケティングとは
MBAの学友、DearOneにお勤めの小島健一氏(男前、美声)のDXの分類資料がわかりやすいのでお借りしました。(ありがとう!)
この分類では、「① IT技術を使ってマーケティング活動をする=デジタルマーケティング」となっていますが、分析やPDCAの元データという観点では「② 勘や経験ではなく、データに基づいた意志決定」も含めていいと思います。
③から⑥も、直接的な関わりは少ないものの、デジタルという広義の括りでは、関連性が高く常に意識している領域でもあります。
デジタルマーケティングを更に別の角度から見てみましょう。
PEOモデル(Paid, Earned,Owned)
Paid(有料広告)
広告費を払ってブランドや商品を露出し、顧客獲得やブランド認知を高める施策で、ざっくり分けると以下の業務があります。GoogleやYahooなどの検索広告
Google, Yahooに加えてCriteoやFreakoutなどのバナー広告・アドテクノロジー
Facebook, Instagram, X, TiktokなどのSocial Media広告
アフィリエイト広告
Earned(獲得メディア)
消費者や他のウェブサイトからブランドに対する注目/トラフィックを獲得します。第三者による情報発信なので、100%情報をコントロールできないのが特徴です。その中身は、PR活動による記事獲得、そこからの拡散やバックリンク
Socialのシェア、拡散、口コミ
様々なサイトでの記事特集のような露出や、そこからのバックリンク
インフルエンサーマーケティング
Owned(自社メディア)
Websiteやメルマガなど自社メディアでの情報発信で、Earnedと違い、自分たちで100%情報のコントロール可能なのが特徴です。Website
Email/ニュースレター配信
Social(FacebookやInstagramなど)の自社公式アカウントでのポスト
専門領域での区分け
データ関連
Google AnalyticsなどのWebトラフィック解析
TableauやPower BIなどのBIツール(データサイエンティスト)
CRM / 顧客管理システム
CDP / 顧客データ・行動解析
API、インターフェースなどのデータコミュニケーション
クリエイティブ関連
Websiteやバナーなどのデザイン(見た目)
Websiteやメールなどのコーディング(裏側)
文章や写真、動画などのコンテンツ作成
ホワイトペーパーや事例などのデジタルアセット
業種別での区分け
B2C
楽天、Amazonなどのショッピングモール構築・運営
ShopifyなどEcommerce構築・運営
B2B
リード獲得施策
リードナーチャリング
SalesforceなどのMA(マーケティングオートメーションツール)
これらに加えて、先の専門職の人達をまとめるディレクター的な立場の人や、戦略を立案しその戦略を先の専門領域に分解し、最適化に向けてPDCAを主導するプロジェクトマネージャー的な役割の人もいたりします。
他にもまだありそうですが、「こんなの違うぜ!」や「全然足りないぜ」みたいなご意見あれば、是非指摘してください♪
一般的には先の専門ごと、例えば、検索広告、Web構築、デザインなどそれぞれ独立した仕事として確立しており、ひとまとめに「デジタルマーケティング」と括ってますが、実は多種多様な業務や専門職の集合体なのです。
そんななか、私、いりけんは何をやっているのでしょうか?長くなったのでこの続きは次回に。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?