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『経験の無い台風』での経験

台風第14号は、
様々な地域に爪痕をつけていっています。

特に巻き込む雲の標的になった宮崎県では、大雨の特別警報が発表されました。

災害救助法が事前に発令されるという、前代未聞の猛烈な台風の全貌はまだまだ掴めておらず、
その勢力の強さ故にゆっくりと東進を続けています。
西日本、四国、太平洋側にも、引き続き災害をもたらしそうです。


とは言え、

昨日の朝、書いた記事です。

ここに書いたとおりの結論となりました。
それは幸運でした。
それは、大袈裟でした。

大袈裟に言うなとお叱りをいただいたほどです。
多くの人に、ぼく自身の判断ミスで、
無駄なご苦労をかけたかもしれません。
申し訳ございませんでした。


言い訳にひとつ言わせてください。

北九州では、今回は、とてもラッキーが重なりました。
ぼくの勉強不足、経験不足もありますが、
ここに書いておきたいと思います。

もう、くたくたなので、詳細な内容については、ご容赦ください。

予報と違った進路。
有明海まで上陸せずに抜けてくると思っていましたが、真っ直ぐ鹿児島に当たりました。


アウターバンドで削られた?
宮崎や大分に、アウターバンドが多くかかりました。
台風のパッチリ『お目め』が崩れていくのが分かりました。


接近のタイミング。
もう1時間、前後のどちらかにズレていたら、潮は厳しかったかもしれません。
また、満潮時にちょうど雲がかかりませんでした。(大雨が降りませんでした)


有明海に再び出た。
こちらに来るコースとしては、イヤだなと思いましたが、後からよく考えると良かったと思います。
有明海に出たところで、山脈の左右に雲が分かれ、目が散り散りになりました。
芯の無い目になって、こちらに近づいてきました。


芯の弱い台風。
気圧とんでもなったです。
遠くでは、かなり強い風を観測していました。
でも、芯の足元は、バラバラ。
風が全然吹きませんでした。
直撃の北九州では、あれ?台風どこいった?というほど、状態が変わりました。


吹き返しの風。
台風は、吹き返しの風に気をつけるのが鉄則ですが、
その状況をよく学ぶことができました。
今回の台風の特徴でもあったかもしれませんね。


改めて、
この度は、結果論的にいえば、
大きく空振りするような記事を書いてしまい、
申し訳ございませんでした。


やっぱり北九州は災害は無い。
そんな平和なセリフが飛び交う街です。
平和なんです。

たしかに地形的有利はあります。
ただ、
今回もとても幸運だったことはいくつもありました。

しかし、
ひとつ抑えておきたいのは、
今回は、
たまたま、
偶然、
幸運にも
良い方に転がってくれたなぁと感じています。

大きな災害なく、安堵しております。


今日もご覧いただき、ありがとうございます。

《一年前の今日の記事》


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