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風に注目!~風は嘘をつかない~

おはようございます。
北九州から発信しています。

ついに梅雨の最盛期が到来しました。
昨日の記事では、
大雨警報の可能性が『中』ばかり・・・。
ということを書きましたが、

北九州"地方"では、『高』に変わりました。

福岡県内でも、既に
赤:大雨警報や
紫:土砂災害警戒情報が発表されている市町村もあります。

2023.6.30 6:11時点

梅雨前線が北側にあり、
太平洋高気圧の西側を時計回りに入って来る、暖かく湿った空気が流れ込んできて、梅雨前線でブロックするように大雨を降らします。

これまでの予報より、高気圧の張り出しが強くなっており、状況は悪くなっているように感じます。

これから前線に沿って、小さな低気圧が次々と生まれてくるでしょう。
西側から流れてくる雲に注意が必要です。
不運が重なれば線状降水帯となっていくかもしれません。


線状降水帯もそうですし、
前線の通過もそうです。
にわか雨のような、局所的な豪雨もそうです。

『風』が大いに関係しています。

気象のことを色々と勉強して段々分かってきたのと、そういう目で、毎回の大雨を見ていると、まさに「見えてきた」ことです。


嘘かホントか、大雨レーダーを見ながら一喜一憂します。

この記事も参考にされてください。
大見出し③の2種類の気象レーダーのことなど。

加えられた予測に、右往左往します。
そのとおりだったり、
全然雨が降らなかったり、
はたまた、想定以上に降ったり・・・。


ここで注目すべきは『風』です。

風向きをチェックしておくと良いと思います。

例えば、前線は通過してしまったのかどうなのか。
これからまだ雨は続くのか?
レーダーを見ても、何とも言えません。

風向きを見てみると分かります。


昨日の雨もそうでした、レーダーの予測以上に発達した雨が北九州で降りました。風向きを確認すると、小さな低気圧が生まれるように、局所的な強い雨になっていました。

風は嘘をつかない。
そんな風に思います。

今朝のレーダーです。
こんな感じでレーダーを見つめますよね。

北九州はこれから雨が降るんだろうか、どうなんだろうか・・・。
風向きもチェックしておくと良いですね。

注目したり、俯瞰して見たりすると前線の位置も分かります

先ほどのレーダー画像の雨域は、前線本体と並行するもので、まだラスボスのやつではありません。
前線本体(ラスボス)はまだまだ北にあります。
その前線に向かって南西風です。まだまだこれからです。


ひとつ注目ポイントです。
北九州は南側に山があり、
福岡県の中でもちょっと特殊な地形です。

今のように、南風や南西風のときは、なんとか持ち堪えられたりします。
西風になったとたん、玄界灘からモロにパンチを喰らいます。

そんな風向きに注意です。


普段の生活のなかでも、
あっ、風向きが変わったな?とか
急にひんやりしてきた?とか。

場所によっては、風向きが変わったとたん、カエルたちの大合唱が始まって、じきに雨が降り始めるという現象を実感することもありますよね。


女心や、ぼくのモチベーションのように、コロコロと変わっていく空模様です。
予測もなかなかたちません。

でも、風は嘘をつかない。

気圧の押し引きや、温度差により流れる空気のメカニズム。

風に注目してみると、天気や気象を見る目が少し変わってきますよ。
ぼく自身が実感をもって、そう思います。


これも風に関する記事でした。


梅雨最盛期!
「まさか」のことが無いように、
自分だけは大丈夫と思わないように。

警戒して備えましょう。


今日もご覧いただきありがとうございます。



<1年前の”今日”の記事★>

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