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おはようございます。
北九州から発信しています。

今朝もとっても良い天気です。

それでも天気予報を見ると『雨』・・・

子ども達がぼくに聞いてくるでしょう。
「今日、傘いる〜?」

昨日の朝も、一昨日の朝も、
とっても気持ち良い天気で、雨が降るなんて予想だにしない外の様子に、
子ども達も「え~ッ!!」

自転車通学の息子1号は、しぶしぶモノレールに。
運賃がかかるのと、出発時刻に焦らされています。

小学生組は傘をもっていくだの、忘れるだの。
帰ってきて、バスケにチャリで行けるだの行けないだの。

それでも、
天気予報は雨!

ぼくが天気図などなどを見ても、
ん~!雨!!
傘もっていけー!!!


でも・・・・

雨、降らんやん・・・・。
洗濯物、外に干せば良かった〜。
自転車で通学させてやれば良かった〜。

と思いきや!!
ザーッ!!!!

もの凄いスコールのような雨が突然降ります。

6月にも関わらず、30℃を超えています。
蒸し暑さもあります。

プールに入りたいような気温・湿度です。


さて、いよいよ、梅雨真っ盛り。
梅雨前線が九州北部にかかってくる見通しです。

数年前から始まっている、気象庁の
『警報級の可能性』がひとつの目安です。
「なし」「中」「高」の3段階で示されます。

大雨であれば、
『大雨警報』がひとつの目安です。

『警報』はレベル3相当、色で言えば『赤』です。

赤は止まれ。
赤が出ると、避難情報発令の基準です。
緊急速報メールが届き、避難所が開設されます。
行政をはじめとした防災対応の方々は防災体制に入り、招集されます。

その『赤』になるかどうかを、みんな気にしています。

可能性を確認します。

ず~っと『中』!!!
毎日『中』やんけー!!!!

それだけ、可能性が高まっているということです。

降り続く雨ではなく、ザッと降る雨の怖さ。

神出鬼没の線状降水帯が発生する可能性がある怖さ。。。

保険をかけて、『中』の発表だろうと思います。

『中』のなかでも、
「高」寄りの「中」なのか
「なし」寄りの「中」なのか、
情報を見分けるチカラが必要です。


ぜひ知っておいてもらいたいのが、
今朝のように、
ここ数年の梅雨のように、
実は雨って全然降らなくなってきています。
降ったと思ったら、ドサーッ!!と降ります。

これは気温が高くなっているからです。

気温が高まると、その空気中に包含できる水蒸気量が、立体的に増えます。
数字の計算でいうと「3乗」分だけ増えます。
(たて×よこ×高さということです)
ちょっと気温が増すということは、空気中に含むことができる水蒸気量が膨大に増すことを意味します。

小学校の理科で習ったように、
お空に上昇などして、冷やされたときに、露点温度に達し、見えなかった水蒸気が水の粒に変化し、その集合体が雲となり、量が増えて、雨となって落ちてきます。

つまり、そう、
気温が上がるということは、水蒸気量が増えて、
雨が降ることを減らします。

でも、いざ降るとなると、許容量をオーバーした水がいっぺんに落ちてきます。
これが温暖化の恐ろしい現象のひとつです。


なかなか雨が降らないなぁは、
今から、物凄い雨が降る予兆です。


梅雨前線が停滞しています。
南から暖かく湿った空気が流れ込んできます。

どこで大雨になるか分かりません。

気象情報をキャッチできるチカラを身につけていきましょう。


今日もご覧いただきありがとうございます。




<1年前の”今日”の記事★>

おぉ!!
これはこれは、ぼくにとっては珍しい記事ですね。読み返そう。

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