やりたいことが見つからない人へ
まいど!
大阪市平野区で小さな町の銭湯「入船温泉」、東大阪でウマイヤサイを扱う小さな八百屋「MiKAN屋」を経営しております、オオツボです(^^)
よく「やりたいことが見つからない」という言葉を聞きます。
いや~めちゃくちゃその気持ちわかります。
目標があった方がいいですもんね。
でも必ずしも「やりたいことを見つける」のがまず先でもない、
やりたいことを見つけることが幸せの近道でもないと、僕は自分の人生で理解しました。
僕は26まで本気でバンドしていて、その道を諦め、就職し、結婚しました。
僕の中では第2の人生スタートです。
ここでまず言いたいのが不本意でそうしたわけではなく、ちゃんとその道を自分で選びました。
諦めなくても続けることも選べましたが、僕は結婚することを選びました。
この人と結婚したいと心から思ったから結婚しました。
とはいえ、自分個人的にはやっぱりバンドが一番やりたかったので、それ以外に「ホンマにやりたいこと」は何もありませんでした。
なんとなくツテで就職して、それがホンマにやりたかった仕事でもない。
26から大好きなバンドと距離を置きました。
だからといって人生が楽しくないかと言えばそうではありません。
自分なりにすごく楽しい人生を過ごしていた自信があります。
大好きな家族と過ごせて幸せな日々です。
そんな僕が縁もあり、銭湯を経営し始めました。
銭湯経営を昔からやりたいと思っていたわけではありません。
むしろ興味もなかった。
でもその縁を運んでくれた人が大好きだったし、信頼していたんですね。
だからいろんな選択肢がある中でその道を選びました。
そしてそこからたくさん辛い日もありました。
数々の困難は自分なりに仲間と乗り越えてきて、今は八百屋も経営しています。
信頼できる仲間がいなかったら、僕は八百屋に挑戦できていませんでした。
というかなぜ八百屋に挑戦したのか?
別に僕は野菜に興味なかったんですよ。
でも今一緒に仕事してくれている相方に興味があったんですよね。
特にやりたい仕事内容でもないけど、相方と仕事をやってみたかったから相方のやりたい八百屋をやり始めた。
だからこの仕事の内容だけ切り取れば別にホンマにやりたいことでもなかったんです。
僕は26からの10年間。
特に自分がホンマにやりたいと思ったことは見つけられず、でも最高の人生を送ってきた自信があります。
それは全て自分の周りの人が大好きで、「人」に焦点を当てていたからと言えます。
出会ってきてくれた「人」
家族がいたから、大切な人達がいたからこそ僕はやりたいことが見つからなくても、楽しい人生を過ごせています。
だからこそ言いきれるんです。
別にやりたいことが見つからなかったとしても、「人」を大切にしていれば幸せな人生は過ごせる。
必ずしもやりたいことを見つけることが近道でもなく、幸せの第一歩でもないよってことを。
やりたいことが見つからないことが不幸とは思わない。
やりたいことが見つからなくても「人」を大切にしていけば何かやりたいことが見つかるかもしれない。
縁は自分でつかみ取るもの。
そう思います。
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