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#65 古典音楽を幼少期から聴いていると、その旋律に慣れすぎて、現代のHipHopやラップ系の音楽になかなか馴染めない説を唱えています。これって解消できるのかな。

少し前になりますが

人生で初めて パイプオルガンのコンサート に行ってきました。

パイプオルガンは、中世時代にはヨーロッパを中心とした教会に設置され、宗教音楽を奏でる上で重要な役割を果たしました。

パイプオルガンはその構造から、とても高価なものであると共に、非常に大きな空間を必要とします。

ピアノが誕生して以降、現在ではあまり日の目をみる楽器ではなくなりました。

人間はより「便利」なものを求めて次々と技術革新をしていきます。


今このnoteで記事を書いている私自身も、その「便利さ」の多大な恩恵を享受している一人だと言えるでしょう。

一方、人間にはなぜか「懐古趣味」もあります。時代が進めば進むほど、「過去の不便さ」の良さを再発見することも多いです。

人は「矛盾した」存在であり、いいとこ取りをしたい「自分勝手な」存在なのかもしれません。

ある人に

人間の美しさとは、それが完璧でないところにある。もちろん、その不完全さによって様々な問題が起こってしまうこともあるのだけれど、それは自分が不完全であることを受け入れてないか、開き直っているかのどちらかが原因だ。そうではなくて、自分が不完全であることを受け入れて、自身の「揺れと向き合うこと」、その行為時代が人間の美しさそのものだ。

と言われたことがあります。

より便利なものを求めること

より不便なものを求めること

の狭間に私たちはいるのかもしれません。


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