見出し画像

#47 心の中で思っているけど、実際言葉にできないこと

ねえ聞いて 面白くなけりゃダメで
見た目が良くなきゃダメで
そうやって選ばれたスター 人気者さ
僕らは後ろをついてまわって
照らすライトの 1つとなって
それが「人生」 醜いリアルだ
 
いつからか 薄っぺらい友情や
寂しさ予防の恋愛があふれかえる街で
非難の声恐れて 無難な生き方貫いて
自分らしさにさえ無関心になって
 
ねえ聞いて 空気が読めなきゃダメで
頭が良くなきゃダメで
そうやって選ばれたスター 敵わないな
僕らは後ろをついてまわって 悔し涙を隠して笑って
これが「人生」だなんて 醜いリアルだ
 
いつからか 失敗ばっか重なって
自信をなくして落ち込んで
目立つことが怖くなって
尖ってるやつを馬鹿にして
だけど何処か羨ましくて
鏡の前でだけ妄想に精を出して

異端なスター

Official髭男dismの「異端なスター」の歌詞です。

私がこの曲を初めて聴いた時

「学校」という場において

児童・生徒の中に階級制度(スクールカースト)が存在を感じずにはいられませんでした。

人は常に誰かと「比べ」、お互いを「評価」し、

そこに序列が生まれます。

学校はしばしば「社会」の縮図だと言われます。

集団で生活する動物にも「序列」が存在することを考えれば

私たち人間という動物が「序列」を作り出すのは

ある意味では、「本能」なのかもしれません。

しかし私たちは「人間」です。

私たちは 動物としての「本能」を「理性」や「想像力」を持って、様々な形で克服してきたように思います。

このような歌詞が出てこない学校を作ってみたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?