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 私ごとですが、テニスが少しうまくなった気がしています。昨年10月に人生初めての大会に出場し、全敗してから約1年。去年の悔しさをバネに自分なりに練習してきました。

 しかしながら日々の練習の「成果」はなかなか現れるものではありません。なかなか上達しないなと悩んだ時期もありました。ここ最近、その悩みが嘘のように、上手くなっているという実感があります。

 人の能力は図Aのようにシンプルに伸びていくわけではなく、図Bのようにある日突然爆発することを実感します。


図A
図B

 自分の頑張りが結果として出るまでに、「必要な停滞期間」があること。その停滞期間にどれだけ適切なインプットとアウトプットを繰り返すことができるのかが、「爆発」にとってどれだけ重要なのかがわかります。

 私の場合、やはり「テニスが楽しい」という気持ちが支えになりました。もちろんこの1年で様々な大会にも参加しましたが、優勝という結果は未だ得られていません。もし仮に、「結果」のみにフォーカスをしていたならばもうテニスをやめていたかもしれない。楽しさを基盤として、上手くなりたいという欲求があったからこそ最近の爆発があるのだと思っています。

 適切な学習プロセスを理解し、インプットとアウトプットを繰り返す。自分のありたい姿を想像すること。そのイメージに近づくために必要なことをしっかり分析すること。分析結果を元に、適切な課題を自ら設定すること。何かの「結果」にのみこだわらないこと。この感覚はおそらくテニス「だけ」に当てはまることではなく、「学び」の真理と言ってもいいかもしれない。


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