#691 タマゴが先かニワトリが先か
先日、知り合いのお子さんが高校をやめることを決意しました。
私が主宰している英語塾でも、学校に行きづらくなっている子どもは少なくありません。
私が幼い頃は、そもそも「学校に行かない」という選択肢は、世間からもなかなか理解が得られない時代でありました。
今は、全国で25万ほどの子どもたちが不登校であるというデータがあります。
人間本来の多様さと、日本の学校教育の画一性が、加速度的に乖離しているようにも思います。
日本の学校教育の画一性は、日本の社会構造そのものだとも言えます。学校が社会の縮図であると言えるのは、まさにこれだと言えるでしょう。
社会構造と教育のありかたは、「タマゴが先かニワトリが先か」の理論に似ています。
社会構造の影響を受けて教育があり、教育の影響を受けて社会が構築されます。
逆に言えば
教育はより良い社会を作る力を持っている
と同義であるのです。
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