#20 人生的迷茫之路
世の中には
数多くの不思議があるものです。
「先生は完璧でなければならない」もその1つ。
これは
先生にとっても、生徒にとっても
決して良いことではありません。
孔子の言葉の中に
四十而不惑(40にして惑わず)
とありますが、
正直、無理な話です。
人はいつまでも不完全ですし、それゆえ、いつまでも成長することができます。
しかし、人は何を思ってか、
「完璧な先生」を求め、
先生は
それを演じようと努めます。
文字通り、「自縄自縛」というわけですね。
先生もミスもします。知らないこともあります。生徒から教えてもらうことも山ほどあります。
先生は恥ずかしがらずに、その事実を受け入れることが大事です。
そして、その事実をちゃんと生徒に伝えること。
学校の場において大切なのは
「教え育てる(教育)」 ではなく 「共に育つ(共に育つ)」感覚です。
お互いの成長をお互いに助け合うことが、
私たちが求めている本来の人と人との姿なのではないでしょうか。
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