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日光の旅


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年末、母を連れて久しぶりに日光へ。

海外旅行へは父が連れていくので、私は国内旅行、温泉専門のガイド。今回は何より私が疲れていたので、近くの温泉宿でゆるゆると1泊して、翌日、日光東照宮へ。

バスが着いた先が西参道の入り口だったので、そのまま西参道を登り、まずは一番奥にある輪王寺大猷院へ。

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ここは観光客も少なく、静か。

敷地内に踏み入り、階段を上りながらひとつひとつ門をくぐるごとに、天上界へ登っていくような、厳粛な場所。

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門の装飾も、すばらしく美しい。

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メンテナンスもしっかりしているのか色鮮やか。何というか、完璧にしたいんだろうね。そして、当たり前なんだけど、神社と違って、権威と階級の匂いが強烈に強い。

拝殿、本殿の装飾もすごくて、壁には唐獅子、格子天井には1つ1つ龍が描かれている。玉を持っている龍と持っていない龍。ドラゴンボールのシェンロンはここから来たのか、とぼんやり考える。


二荒山神社を通って日光東照宮へ。この道がとても気持ちよかった。お正月飾りの準備中だからか、雨だからか、キンと冷えた空気に、草木と水の清涼感あふれる匂いがとても清々しい。

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日光東照宮はすごい人混み。外国からの観光客が多い。

眠り猫の下をくぐり、石段を上り、奥宮へ。徳川家康が眠る宝塔の前には、重厚な青銅の門。その間を、壺や獅子が乗る箱、鶴と亀の像が守っている。

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参拝が終わり、下ってくると、雨は雪まじりに。そして空気もすっかり変わっている。まるで送り出しているかのよう。

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のんびり歩き、お土産のパンと水羊羹を買って、湯葉料理をいただいて、駅へ。

とてもいいところだった。

また来よう。

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いただいた資金は、誰かに会ったり見ることに使わせていただき、その景色をnoteで公開します。