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「前例のないサービスを作りたい」ほぼ未経験からスタートアップ “イクラ” に入社したエンジニアとしての挑戦(iQra Interview)

業務でコードを書くことが、一番の成長につながりました。特に取締役 CTO の笹島さんからのコードレビューは、学びの宝庫でした。
他の人が見てもわかりやすい、シンプルなコードの書き方が身についてきたのが大きな進歩だと感じています。外部のエンジニアから「イクラのコードは見やすい」と褒められると、本当に嬉しいです。

今回はエンジニアとしてサービスを支える、前田さんのインタビューです。
コロナ禍をきっかけに未経験からエンジニアへ転身し、イクラで3年間成長を続けてきた前田さん。
バックエンドからフロントエンドまで幅広く担当し、イクラの急成長と共に歩む日々について語っていただきました。

前田 愛永 (27):入社3年
ボクシングフィットネスジムのスタッフとして勤務し、コロナ禍で休業中、適職診断でエンジニアの適性を発見し、スクールに通う。SES 企業でエンジニアとして勤務中、リファラルでイクラのバックエンドエンジニアとして入社。

「イクラ不動産」とは?
日本で初めて一般消費者向けに全国の不動産売却成約情報をデータ公開。誰もが公平に活用できることを目指す、お家を売りたい売主と適切な不動産会社をマッチングする不動産売却プラットフォーム。

サービス開始4年で加盟店舗数は約3,800を突破。売買不動産仲介会社の12%にまで普及している。売上は昨対比170%と急成長中。https://iqrafudosan.com/



転機はコロナ禍。4ヶ月間の集中学習でエンジニアの道へ

ーー 適職診断をきっかけに、ジムのトレーナーからエンジニアに転身したと伺いました。
留学を経てボクシングジムのトレーナーとして働いていたのですが、身体を使う仕事の将来性と給与面に不安を感じ始めていました。そんな矢先、ジムがコロナ禍で休業に。何気なく受けた転職サイトの適職診断で出てきた結果が「プログラマー」でした。
それをきっかけに、オンラインプログラミング学習サービスを使って独学をスタート。さらに、4ヶ月間、毎日10時間ほどエンジニア育成スクールで集中的に学びました。

ーー イクラと出会ったきっかけを教えていただけますか。
スクール卒業後、エンジニアとして駆け出しの頃にスクールで仲良くなった方の繋がり(一部のスクール卒業生同士でオンラインで話したりしていた時の知り合い)だったのが、当時フリーランスエンジニアとしてイクラに携わっていた安田さんでした。
とはいえ、当時はそこまで深い関係性ではなかったため、本当に信用して良いものか?と見学に行くまで随分悩みました。

ーー 思い切って見学に行き、イクラへの入社を決めたわけですね。
そうですね。代表の坂根さんから「不動産データ管理システム」を日本で実現するビジョンを伺い、「前例のないサービスを、私も一緒に作ってみたい」と強く思い、入社を決めました。

柔軟な勤務体制で取り組む、「イクラ不動産」の開発

ーー 現在のお仕事内容を教えてください。
バックエンドエンジニアとして開発を担当しています。1年半ほど前からは、フロントエンドにも挑戦し始めました。今後はフロントの割合が増えていく見通しです。
現在のエンジニアチームは正社員、業務委託あわせて全部で7人が活躍しており、正社員メンバーで定期的にミーティングを行い、担当や進捗を確認しています。

ーー チーム内のコミュニケーションが大切になりそうですね。
チーム内だけでなく、他部署とのコミュニケーションも大切です。特にイクラ不動産の運営側の管理画面においては、CS チームとの連携が欠かせません。間仕切りがないことが特徴のイクラのオフィスなので、直接 CS チームにコミュニケーションを取りに行くことが多いです。

ーー 仕事の中で特に楽しいと感じる瞬間を教えてください。
コードを書いているときが一番楽しいです。特にバックエンドの開発で、データを扱うアルゴリズムやロジックを考えることが面白く、シンプルでわかりやすいコードを追求しています。
また、オフィスでいろんな人と気軽にコミュニケーションを取れるのも良いと感じています。(現在の出社スタイルは、火・木・土曜はオフィスに出社、月・金曜はリモート勤務です。)

ーー 未経験からイクラと共に歩んできた3年間。何が一番成長につながったと感じますか?
業務でコードを書くことが、一番の成長につながりました。特に取締役 CTO の笹島さんからのコードレビューは、学びの宝庫でした。
他の人が見てもわかりやすい、シンプルなコードの書き方が身についてきたのが大きな進歩だと感じています。外部のエンジニアから「イクラのコードは見やすい」と褒められると、本当に嬉しいです。

また、様々な実装を重ねる中で、要望をシステムに落とし込む力も身についてきました。これは単なるコーディング技術だけでなく、設計の考え方も学べた点で大きな成長だと思います。

ーー CTO 笹島さんからのサポートが手厚いのですね。
はい、本当に手厚いサポートをいただいています。いまではコードレビューが中心ですが、入社当初は文字だけのやりとりでは理解が難しいこともありました。
そんなとき、笹島さんは1つの画面に2人のキーボードを繋いで一緒にコードを書くペアプログラミングで、丁寧に指導してくださいました。

いまでは私が新しいメンバーを教える立場になっています。笹島さんから学んだことを次の世代に伝えていく。そんな役割も担っていきたいと思っています。


イクラの成長とともに、エンジニアとしての幅を広げていきたい

ーー イクラのエンジニアとして働く上で大切なことは何だと思いますか。
一番大切だと感じるのはコミュニケーション力です。
「エンジニアでコミュニケーション力?」と思われるかもしれませんが、実際の仕事では欠かせません。

イクラでは私たちにも仕事をどんどん任せていただけるので、スキルアップするにつれて仕様を決める場面が増えてきます。そんなとき、自然に他部署のメンバーたちとコミュニケーションを取れることが、イクラのエンジニアには重要なのです。

ーー 前田さんがこれから挑戦したいことについてお聞かせください。
まずはフロントエンドのスキルアップが目標です。まだまだ実力不足を感じているので、もっとレベルアップしたいと思っています。
同時に、バックエンドでも新たな挑戦が待っています。事業規模の拡大に伴い、検索機能のパフォーマンス改善など、大規模システムならではの課題が出てくるでしょう。

フロントエンドとバックエンドの両面でスキルを磨き、より幅広い視点を持つエンジニアになりたいです。

ーー 急成長中のイクラならではのチャレンジになりそうですね。
そうですね。最近、イクラのテレビ CM が流れ始めて、すごくモチベーションが上がりました。自分たちが開発したサービスがテレビで紹介されるのは特別な感覚です。これをきっかけに、もっと多くの売主さんにサービスを利用してもらえたら嬉しいです。

そのためにも、ユーザー目線に立ってシステムを改善し、よりよいサービスを提供していくことが大切だと考えています。イクラの成長に貢献しながら、エンジニアとしての自分自身も成長させていく。そんなチャレンジを続けていきます。


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