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Pride Month LGBTQ+の繋がりを広げるソーシャルアプリ

みなさん、こんにちは。6月も後半になり、暑さも増してきましたね。
今回は6月にちなんで「プライド月間」についてと、LGBTQ+向けのソーシャルアプリをいくつか紹介いたします。ぜひ、最後までご覧ください。

プライド月間とは?

6月は「プライド月間」と呼ばれ、日本を含めた世界各地でLGBTQ+の権利を啓発するイベントが行われます。

プライド月間の起源
1969年に発生したニューヨークのゲイバーにて警官の捜査に対して居合わせたゲイの人々が反撃を行った事件「ストーンウォールの反乱」の後に始まったとされる。暴力的な出来事ではあったが、この事件は今日知られているなかでサブカルチャー・コミュニティが集団で自己の尊厳を訴えた運動初期における大きな出来事となった。ストーンウォールの反乱を毎年記念して行われるパレードは、まず全国的な草の根の運動から始まり、今日では世界中の国々でLGBTQ+プライドの祝典が行われている。
https://tinyurl.com/28kkleay

ここ数年は新型コロナウイルスのパンデミックにより、パレードなどのオフラインで行われるイベントが中止となることが多かったのですが、2022年から再開するという地域も増えてきました。そこで世界と日本で行われる今年のイベントをいくつかご紹介します。

・ニューヨーク/NYCプライドマーチ(6/26)
イベントの様子はAmazonFireTV、Android TV、Apple TVなどで配信(https://abc7ny.com/nyc-pride-march-gay-lgbtq/11834241/
https://www.nycpride.org/event/nyc-pride-march

・ソウル/Seoul Queer Parade(7/16)
https://www.sqcf.org/sqp

・金沢/金沢プライドパレード(9/18)
https://www.instagram.com/p/CeLROGzpnRr/

・大阪/レインボーフェスタ!(10/8,9)
https://kansaiparade.org/

こうしたイベント等に参加することは、LGBTQ+のコミュニティとの繋がりを広めるきっかけとなります。しかし、開催時期が決まっていたり申し込みが必要だったりと多くのハードルがあり、参加が難しいという方もいるかと思います。近年ではインターネットを使ったLGBTQ+向けのソーシャルアプリが多数誕生し、時間や場所に囚われずに繋がりを広げることができるようになりました。

ソーシャルアプリとは
SNSなどのソーシャルメディア上で利用できるWebアプリケーションのことで、正式にはソーシャルアプリケーションと言う。 Facebookやmixiなどの「SNSプラットフォーム上で動作するように公開されたAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)」を利用して開発され、「コミュニケーション」や「情報の共有」といった機能に重きを置いている点が特徴。
http://www.toha-search.com/it/social-appli.htm

HER(ハー)

対象:トランスジェンダー、Xジェンダー、レズビアン、バイセクシュアルなどのセクシュアルマイノリティー女性

ロビン・エクストンにより2015年に設立されたLGBTQ+の人たちのためのマッチング・ソーシャルアプリ。デートマッチングからソーシャルネットワーク、そしてコミュニティグループやイベントまで、様々なサービスを提供。現在HERは113カ国以上で展開され、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語と日本語で利用可能。800万人以上のユーザーを誇るHERは、Play StoreとApp Storeでダウンロード可能。
https://weareher.com/her-japan/

特徴

・ジェンダーやセクシャリティなどのアイデンティティの選択肢が多い
・本人確認のマーク表示
・顔の見えるプロフィールの設定
・通報機能の導入
https://www.timeout.jp/tokyo/ja/news/her-japan-launch-100821

Blued (ブルード)

対象:トランスジェンダー、Xジェンダー、ゲイ、バイセクシュアルなどのセクシュアルマイノリティー男性

「Blued」 は、世界最大級のLGBTQ向けコミュニケーションプラットフォームBlueCityが運営するGayアプリです。現在は13言語に対応しており、全世界で6300万人のユーザー*(*2021年3月時点)に利用されています。
 日本では2019年にBlued Japan株式会社を設立し、“リアルだからこそ出会えるアプリ”を目指し活動しています。「Blued」内ではライブやビデオチャット、マッチングなどの機能を利用でき、ユーザー同士で多面的なコミュニケーションを楽しむことができます。※Android及びiOSでご利用いただけます。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000076136.html

特徴

・顔認証による本人認証機能の実装
・リアルタイムでのライブ配信
・無料で使える1対1でのビデオチャット・メッセージ機能
・自動で消える写真でプライバシー保護
https://www.blued.co.jp/

ご紹介したアプリはいつでも繋がることができとても便利な反面、詐欺や犯罪に巻き込まれる恐れがあることを十分に理解して、気をつけながら利用したいですね。

まとめ

6月はプライド月間ということで、前回に引き続き、LGBTQ+に関連するサービスをご紹介してきました。
前回の記事「LGBTウェディングを叶えるサービスとは?」
プライド月間を通してより多くの人がLGBTQ+やジェンダーについて考え、課題解決に向けた動きが生まれることを期待したいと思います。
ジェンダーテックでは今後もジェンダーに関する課題を、ICTをはじめとしたテクノロジーを活用した解決を目指し活動していきます。


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