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ありがとうわい

⭐️⭐️⭐️
(星の数でこの記事のオススメ度を
5段階で評価しています)

皆さんこんばんは
フリックフラックいっぽです。

いつも僕の記事をお読みいただき、
ありがとうございます。

さて今日はね、
結構前にあった出来事を書いていきます。


僕今現在幾つかの
アルバイトを掛け持ちしてまして
そのうちの1つが派遣なんですね。

数ヶ月前のある日も
家からちょっと離れた場所にある
コンビニで働いてたんですね。

その時一緒に働いていたのが
僕と同い年かちょい年上くらいの女性と
僕よりちょい年下くらいの女性でして

2人の女性同士は
その店のスタッフなので
もちろん面識はありますけど

僕は初対面で

私たちは他の作業するので
基本ずっとレジにいて下さいって
言われて

ずっとレジにいたんですね。

もう二度と来ない可能性もある場所なので
淡々と作業してましたら

店舗の女性スタッフ2人がね
何やら騒ぎ出したんですね。

コンビニでスタッフが
騒ぎ出す事ってあんまり無いですから

え、なになに?トラブル?
と思いながら
声をかけてみましたら


どうやらね、
カメムシが店内に入ってきて
しまったみたいなんですね。

2人は虫が苦手な様子で
ちょっとしたパニックになっている
わけですよ。

で、ちょっと涙目になりながら

「髙橋さん(僕の苗字)
虫いけますか?」

って聞かれまして

僕ね、自分でも
ビックリしたんですけど
即答でね

「あぁ〜、いけますよ」
って当たり前みたいな感じで
口にしてたんですね。

声を全く震わせる事無く

いつも虫くらい退治してますけど
みたいな感じで

サラッと言ったんですね。


ただ僕はね、
ホンマは虫微妙なんですよ。

虫微妙ってなんやねん
虫はいけるか
無理かの2択やろ
って思われるかもしれないですけど

僕は今までさまざまな環境に
置かれた結果
今現在微妙になっているんですよ。

僕が生まれてから
小3の途中まで住んでいた家はね
虫がよく出る環境だったんですよ。

母は虫が苦手なので
出たら大抵
父が退治するか

パニックになりながら
母が退治していて

その様子を見ていた僕は
おそらく
虫というのはある程度
おそろしいもので
でも、女性や子供を守るために
大人の男性が退治しないといけないんだな
という認識を植え付けられたんだと
思うんですよ。

そこから綺麗な家に引っ越して

そこでは
あんまり虫は出なくて

でも僕は虫に苦手意識を
持ったままだったんですね。

その意識が変わったのは
数年後ですわ

高校に入学した時にね
僕は水泳部に入ったんですけども

練習場所が
屋外プールだったんですね。

夏の屋外プールってね
虫たちと混浴しているような
もんなんですよ。

夏の練習なんかね、
まず虫取り網で
プールの虫たちを掬うところから
はじまるわけですよ。


最初は気持ち悪かったですけど

人間って慣れる生き物ですから

だんだん
別に虫残っててもええか
泳ご泳ご
っていう気持ちになってくるんですね。

この段階の僕が
僕史上最も虫いける時期だったんですよ。


そこから大学生になって
綺麗なアパートに住ませてもらって
虫ほとんど出なくて

この数年間で
虫への耐性が薄くなってしまって

そして上京してから
住んだ家は
非常に虫の多い場所だったんですけども

同居人に
虫めちゃくちゃいける人と
虫完全に無理な人が
いたので

虫完全に無理な人が

「うわ!虫や!ヤバい!」
ってなったら

僕がまず殺虫剤を振りかけて

それを
虫めちゃくちゃいける人が
処理するという

流れが出来てしまっていたので

僕としては
虫への耐性を取り戻す事なく
中途半端な状態で
今に至るんですよ。

だから虫微妙やのに

「あぁ〜、いけますよ」
って気がついたら
口から出てたんですね。

恥ずかしい話なんですけど

男ってね何歳になっても
こういう場面で
カッコつけてしまう生き物なんでしょうね

僕以外も巻き込んで
申し訳ないですけど

僕以外にも
これしてしまう人いるでしょ

デキる派遣を
装いたかったんでしょうね

どうせもう会う事ないのに

そこからの僕の行動は
自分自身も驚きましたね

ティッシュをパッパって
2、3枚ほど取って

ズカズカと
カメムシに近づいていって

カメムシをバッて
掴んで

涼しい顔して
店外に出たんですよ。


この間
心臓バクバクですよ


虫全然得意じゃないんですから

でね、
店の近くにあった
木の根っこに
ちょこんってカメムシを置いて

小走りで店に近づいて

入店するタイミングで
歩きに戻したんですよ。

別に焦ってませんよ
みたいな感じで

ビビってませんけど
の感じで

呼吸整えて

「そこの木に帰してきました。
もう大丈夫ですよ」

ってね

もっと爽やかじゃないと
そのトーンでそのセリフ
似合わんのわかってるのに
言って

一件落着
何事も無かったよ
みたいな感じで
レジに戻ったら

女性2人も
何事も無かったかのように
作業に戻ったんですね。


いや、ありがとうわい!!!

普通まずありがとうでしょ!

俺の緊張返してくれ!!!


こういう思考がダメなんでしょうね

次はもっとスマートに
退治しようと思います。


ではまた明日


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