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ヒゲ脱毛

⭐️⭐️⭐️
(星の数でこの記事のオススメ度を
5段階で評価しています)

僕は朝起きると
まずシャワーを浴びる。

風呂場で
歯を磨いて髪を濡らし、
その後、鏡に映った自分の顔を見る。

ヒゲが伸びていたら剃り、
伸び方が微妙だったり
そこまで伸びていなければ、
そのまま風呂場を出る。

ヒゲを剃るかどうかは
その場で判断している。


僕は肌が異常に弱い。

最近はシェーバーなど
肌に優しいものもあるようだが

僕は何故か、
父が昔から言っていた

「肌弱い奴はカミソリや」

発言が頭に残っており
ずっとカミソリを使っている。


このヒゲを剃る時間
正直、相当面倒臭い。

朝の数分は本当に貴重であり、
ヒゲ剃りの1分1秒が命取りになる日もある。

僕は本当に肌が弱く、
中途半端な伸び方で剃ってしまったり
急いで剃ると
カミソリ負けしてしまう。

ある程度伸びてから剃らないといけない。

実際今も
口の周りに赤い点々をつけながら
この記事を書いている。

そんな日々を送る中で
ある事を友人から聞いた。


「永久脱毛をした」


永久脱毛とはレーザーなどを
肌に当てることによって
毛を無くし、
半永久的に生えなくする方法だという。

無駄毛処理は女性のみならず
男性にとっても
大きな問題だ。

脱毛をすれば
ほぼ永久的に毛が生えることはなく
大幅に時間が節約できる。



僕も脱毛してみようか。

最近そう考えることがあった。

しかし本当にそれでいいのだろうか。

ほぼ永久的にヒゲが生えなくなる。


まだ脱毛していないし
脱毛について少し調べただけにも関わらず、
当たり前のように今まで存在していたものが
突然無くなるという恐怖が
何故か僕を襲った。


大学に入り、
ヒゲを生やしている人を
多く見かけるようになった。

その中には
全く似合っていない生やしたての
不潔な印象を与える者もいれば

ダンディーな雰囲気を漂わせた
大人っぽい生やし方の者もいた。

もはやヒゲがないと
その人とは分からないのではないか
そう思うほど似合っている人は
沢山いる。

そんな中で
ヒゲを生やすという選択肢を
断ち切ってもいいのだろうか。


鏡で改めて自分の顔を見つめてみる。

僕は可愛らしい顔ではない。

どちらかというと強面な方だと思う。

僕はもしかしたら将来、
ヒゲが似合う顔になる可能性を
残しているのではないだろうか。

色々と考える中で僕は

ヒゲが生えるという確率を
ゼロにするということは

これから生きていく中で
1種類の服を禁止されるのと同じくらい
リスクがあるのではないかと考えた。

そこで、
今自分がほとんど着ない種類の服を
禁止されるとして
幾つかのパターンを考えてみた。



①タンクトップ禁止

僕はタンクトップを着ない。

というか
着たことは多分あると思うが

着た記憶がない。

タンクトップを禁止されたらどうだろう。

多分困らない。

日常でタンクトップを
着ないといけない場面がないからだ。

ドレスコードの指定で
「必ずタンクトップ着用の上、お越しください」

みたいなことはあり得ない。

年齢を重ねていって

「なんかTシャツの肩の部分いらんなぁ」

みたいな思考になるだろうか。

絶対ならない自信がある。

全然タンクトップは禁止されてもいい。



②短パン禁止

この間、相方と話している時

「俺らってお互いに
短パン履いてるの見たことないよなぁ」

という話になった。

確かに僕たちはほとんど短パンを履かない。

では禁止されたらどうだろうか。

僕は外では履かないが
夏の夜など
パジャマでは短パンを履くこともある。

これを禁止されるのは
割とキツいだろう。



③ブラジャー禁止

僕はブラジャーを着けたことが無い。

というか着けたことがあったとしても
こんな場所では決して書かない。

禁止されても問題ないように思える。

しかしどうだろう

今後、ブラジャーを
着けたくなるかもしれない。

何かの出来事がきっかけで
何かが芽生えるかもしれない。

というか禁止された事で
目覚めるかもしれない。


人は禁止されるとかえって
その行動をしたくなると聞いたことがある。


以上のことを踏まえて僕は
ヒゲを生やす可能性を
残した方がいいと気づいた。

確かにヒゲ剃りは面倒くさい。

しかし
時がくるまで
ヒゲ剃りを楽しんでやろうじゃないか


今はそんな気持ちになっている。

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