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気まずっ

⭐️⭐️
(星の数でこの記事のオススメ度を
5段階で評価しています)

皆さんこんばんは
フリックフラックの髙橋壱歩です。


いつも僕の記事をお読みいただき
ありがとうございます。



昨日、人生ではじめて

あ、これディスられてるな

って思った瞬間の話を書きまして



これなんですけども


今日は最近思い出した、
人生ではじめて
気まずいと思った瞬間を
書いていきたいと思います。





これね、僕が
小学校中学年くらいの時ですかね


そんなに小さくは無かったと思います。


ある日ね、
体育の授業がありまして


そこでドッジボールが行われたんですね。


まあこのくらいの時期は
よくやるじゃないですか


で、ドッジボールって
活躍する側と活躍しない側が
いると思うんですけど


僕はどっちでも無かったんですね



基本的にずーっとボールを避け続けて
何かの拍子でたまたまボールが取れたら

え、僕取ろうと思えばいつでも取れますよ?

みたいな顔して
当てれそうなやつがいれば
あわよくば当ててやろうと狙って投げてね


ほんで投げ終わった後は
また避けまくるモードに戻ると


終始、

別に活躍しようと思えばできるけど
あえて何もしないんですよ顔
をしながら
コート内を駆け回ってたんですね。






そういう、
どっちでも無い中途半端な位置に
居座っていたんですよ。





でまあその日も普通に楽しんでたんですけど



あのー

クラスで一番ドッジボール
上手いやついるじゃないですか


投げて良し取って良しみたいな

僕の所属していたクラスにも
ドッジボール上手いやつ4人くらい
いたんですけど

その中でも別格というか

学年でもトップクラスの子がいたんですね。


まあその子をA君としましょか


僕はね、
A君とずっと仲良かったんですよ。



その日ね、
A君がいつもより増して
絶好調だったんですよ。



今までで一番調子
ええんちゃうかくらいのレベルで



で、だいたいドッジボールのチームって
力が均等になるように
分けると思うんですけど

僕はA君とは違うチームにいて


僕がいたチームは早々に内野が全滅して
負けたんですね。


僕がいたチームにも
もちろんドッジボール上手い子は
いたんですけど

その時のA君は太刀打ち
出来なかったわけですよ。

そのくらい調子良かったんですね。



そのくらいの年頃の
ドッジボール上手い奴って
正義ですから


A君すごいな

みたいな感じになった訳ですよ。

クラス全体で



で、体育の授業が終わって


まあ教室で着替えるじゃないですか。




その頃はもう男女別々に着替えてましたね
たしか


で、着替えながら

何人かの友人と
その日のドッジボールを振り返るわけですよ




しょうもない振り返りですよ
そんなん



部活みたいに


「あの時のお前はこう動くべきやったとか」


「お前が序盤に外野出たのが
チームにとっては痛かった」



とか



そんな戦略的な反省は全く
しないんですよ。



「A君のあの球ヤバない?」


みたいな


何がヤバいかだけを中心にして
会話が広がっていくわけでもなく

ただただ声帯が震えて
音が口から出るだけの作業が
続くわけですよ。



でもね、


なぜかその時僕ヒートアップ
してしまったんですね。



「マジでA君なんなん!
あんな球取れるわけないし
あんなん避けれるわけないやん!」



くらいで済めば良かったんですけど



「マジでA君無いわぁ。
あいつ手加減知らん」


みたいな感じでどんどんどんどん
A君を悪認定する口調になっていって


周りの同級生も何故か
それをどんどん煽ってですね


「ホンマあいつマジでもうええわ」


くらいの
ほぼ悪口の領域というか


なんでかは分からないんですけど
踏み込んではいけない
場所まで来てしまったんでね。



別に僕、A君のことは好きやったんですよ。



でも何故かその時は勢い余って
そう言ってしまったんですよ。



ピークに達してしまったんですよ。



そしたらね、
同級生が急に冷静になって僕に
言ってきたんですよ


「おいおい、壱歩
A君後ろおるで」









もうホンマ僕
ビックリしましたよ



色んなことに


まずね、なんで早い段階で
言うてくれへんねんと

同級生は
僕がヒートアップしてるのわかってた
わけですから
もっと早く止めるか何かしらの
対策しないとダメなんですよ


ほんでA君はA君で僕の真後ろにおるから
反論して欲しかったんですよ。

なんでだんまり決め込んでたんやと



なによりも
たかがドッジボールでここまで
熱くなってしまった
自分に一番驚きましたね。

僕みたいなプレースタイルのやつは
ドッジボール語る資格なんか
無いんですよね本来



しかもA君は僕の1個後ろの席ですし

すぐ近くで着替えるのも
わかってたはずなんですよ。



振り返った時の
あのA君の顔忘れられないですね。

そのあとしばらく
プリント後ろに回すだけでも
気まずかったですもん




まあ今はもうさすがに
仲良いんですけどね




これがおそらく
僕が人生ではじめて

気まずっ!!

って思った瞬間です。

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