ガリガリ君を奢ってもらった話

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皆さんこんばんは
フリックフラックのいっぽです。

いつも僕の記事をお読みいただき、
ありがとうございます。

さて今日はね、なぜか最近
思い出した出来事を書いていきます。

これはね、今から２０年近く前ですわ

僕がまだ
小学校低学年くらいの頃の話なんですけど

その日は
すごく暑い日でして

アイス食べたいな
って思ったんですね。

めっちゃ暑かったんですよ。

だからね、
親にお小遣いを貰って
近くのローソンに買いに行ったんですよ
１人で

その時貰ったのが
１０００円札１枚だったんですけど

お釣りをちゃんと持って帰ってくるように
って言われまして

そんな事
一々言われんでも
分かってるがなと思いながら

ローソンに着きまして
ガリガリ君のソーダ味を手に取って
レジに並んだんですね。

もうね、今でこそアイスって
色んな選択肢があるって知ってますけど

この頃ってまだ
アイスと言えば
４種類くらいしか
選択肢が無かったんですよ。

ガリガリ君と
ハーゲンダッツと
ピノと
スーパーカップくらいですわ

で、その時の気分が
完全にガリガリ君だったので

すぐに手に取って
レジに向かったんですね。

僕の番が来て

お金を払おうと思って
ポケットを探ったら

絶対に入れたはずなのに
無いんですよ。

え？
と思いまして

どっかで落としたかな？
って考えるんですけど

どっかで落とすような距離では無いんですよ。

僕の実家から
最寄りのローソンまで
歩いて一瞬なんですね。

ポケットから
１回も出していないはずなのに
なぜか無いんですよ。

店員さんは
怪訝そうな顔をしていて

ヤバいヤバいと思いながら

まだまだ子供ですから
どうしようも無く
立ち尽くしていましたら

後ろからね、
マダムが現れたんですね。

品の良さそうな
マダムが現れて

確か当時
そのガリガリ君が
６０円くらいだったと
記憶してるんですけども

颯爽と
僕の代わりに
代金を払ってくれたんですね。

助かったぁぁ〜〜
と思いまして

めちゃくちゃお礼して

マジで助かったなと
安心し切って

ガリガリ君を食べながら
帰宅したんですね。

良かったなぁホンマ
と思いながら
家でゆっくりしてたら

母親がね、
「あんたお釣りは？」
って聞いてきたんですね。

あちゃぁ〜
と思いまして

そうなんですよ
これお釣り返さないと
いけないんですよ。

どうしようか
めっちゃ迷った挙句

自分の貯金箱
ひっくり返して
約９４０円捻出する事に
したんですね。

だってね、
多分ホンマのこと話しても
嘘やと思われるんですよこれ

多分信じてもらわれへんやろうな
と思ったんですね。

更に言うとね

今は違いますし
小さい頃も総じて
そうという訳ではないですけど

その頃
そういうしょうもない嘘を
結構ついていた時期だったんですね。

今、この自分が
突然現れたマダムに
奢ってもらったと言っても
おそらく疑われるやろうな
って思ってしまったんですよ。

結果ね、
僕その時

めっっっちゃ
赤字なったんですよ。

いや、これね
多分誰もそんなに悪くないんですよ

強いて言うなら
僕が悪いというか

僕しか悪くないんですけど

なんか
どうしようもない
昔話みたいな状態になったんですよ。

自業自得っちゃ
自業自得なんですけどね

しかもね、
そんな都合良く
お釣りピッタリの金額が
貯金箱にある筈もなくて

「なんでピッタリじゃないの？」
って母親に聞かれて

「いや、失くして…」
みたいな

お釣りを失くしたって
嘘つくなら
１０００円札失くした
でええやんと思うんですけど

その当時の僕は
誤魔化す事しか
考えてませんから

そう言うしかないんですよ。

しかもね、これ
レシートを失くしたって言えばええのに

バカ正直に
レシートは取ってるから
誤魔化し効かないんですよ

もし僕がね、
全く同じ状況で

目の前の少年が
お金なくして
アイス買えない状態になっていたら

助けてあげようと思いますけど

その後のことは知らんぞ
って感じですね

あとは自分でなんとかしろよって

どんな事でも
嘘はつかない方がいいですね。

ではまた明日