見出し画像

漢字分かってへんやん

⭐️⭐️⭐️
(星の数でこの記事のオススメ度を
5段階で評価しています)

皆さんこんばんは
フリックフラックいっぽです。

いつも僕の記事をお読みいただき、
ありがとうございます。

さて今日はね、
最近思い出した出来事を
書いていきます。


僕ね、大学生の頃
留年した1年間も含めて
5年間ずーっと同じ居酒屋で
アルバイトしてたんですね。

京都の中心地にある店なんですけども


あれは4回生くらいの時ですね

アルバイトがね
全員で30人くらい
いたんですけど

その中にネパール人が3人くらい
働いてまして

そのうちの1人と
ペアでドリンカーを
する事になったんですよ。


ドリンカーの仕事って
何個かあって

まあ、メインは
注文が入ったドリンクを
作ってホールに渡すことですよね。

他にも洗い物をしたり
キッチンで作られた料理を
ホールに渡したり

色々とあるんですけど

機械が置いてありまして
注文が入ったら
そこからレシートみたいな紙が
ビーって出てくるんですよ。

それを見て
何をするか判断するんですね。

例えば
ビール×4って書いてたら

ビールを4杯入れる

とか

だし巻き卵
って書いてたら

それをキッチンに伝えて
作ってもらう

みたいな


この紙はね、
料理が書いてある時は
その料理が出るまで
残しておかないといけないんですけど

ソフトドリンクとかお酒とか
飲み物しか書いてなかったら
捨てていいんですよ。

そういうルールだったんですね。


この様々な仕事内容を
そのネパール人アルバイトが
どのくらい把握してるか
わからなかったので

聞いてみることにしたんですね。

どのくらい把握してますか?
って

そしたら
ほぼ全部分かっているらしくて

日本語も普通に喋れるし
漢字まで読めるらしいんですよ。

ホンマか?
と思いまして


日本語は一緒に話してる限り
しっかりしてたんですけど

漢字はね、
日本人でも難しい時あるじゃないですか

しかもそこ京都の居酒屋ですから

生麩(なまふ)とかね

九条葱(くじょうねぎ)とか

鱧(はも)
とか

おそらく日本語学校では教わることの無い
漢字がメニューに使われているわけですよ。


だから僕はちょっと疑ってまして


でも働きはじめてしばらく経つと

結構ちゃんと出来てるんですよ。


ドリンクもささっと作って

料理名もちゃんと読んで

ドリンクの紙は捨てて

料理の紙はちゃんと残してるんですよ。


ちょっと感心してしまいまして

やっぱり日本で働いてる外国人って
凄いんやなぁ
と思いながら
働いてましたら


あるタイミングでね

料理の紙が1枚足りない
ってなったんですね。

本来残してるはずの紙が
無いと

そうなるとね、
何かの拍子に風で吹き飛んだか

間違えて捨ててしまったか
しかないんですね。

無くてもそこまで問題ないんですけど

一応探しまして

ゴミ箱を見たらね
すぐにその紙が見つかったんですよ。

その紙にね、
1つだけ料理名が
書かれてたんですけど


それが
『あさりの酒蒸し』
だったんですね。



いや、やっぱり漢字分かってへんやん!

酒蒸しの『酒』の部分だけで
ドリンクと判断してるやん!


だいぶニュアンスで判断してたんですねずっと


まあそこが判断出来るだけで
結構凄いんですけどね


ではまた明日

今後もどんどん楽しく面白い記事書けるよう頑張ります! よければサポートお願いします😊