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信じてほしいけど…

⭐️⭐️
(星の数でこの記事のオススメ度を
5段階で評価しています)

皆さんはこんな経験をしたことは
ないだろうか



自らがある珍しい出来事に直面して
誰かに話したいし
もちろん信じてもらいたいが
別に面白い話ではないし

絶対嘘やん
って言われそうやなぁ
誰にも言わんとこか
みたいな体験が


僕は数ヶ月前に一度あった。


その日僕はライブ会場に向かうため
いつも通り電車に乗っていた。

記憶が少し曖昧だが
確かJRの新快速かなにか


僕がその時いたのが

大きい座席のかたまりとかたまりの
ちょうど間の
つり革がたくさん吊るされている場所

壁にもたれながら
目的地に到着するのを
スマホをいじりながら
待っていた。


途中の駅で停車し
プシューという音を立てながらドアが開いた。

何人かの乗客が出て行き
入れ替わりで新たな乗客が入ってくる。


僕はその時確か
イヤホンを耳に入れ音楽を聴きながら
アプリで漫画を読んでいた。


駅を出発する。


しばらくして
あることに気がついた。

気がついたというか
ある違和感を覚えたのだ。


ん?


スマホから視線を外し
周りを見回してみた。


どうなっているんだこれは


僕がその時いた
座席と座席の間のスペースには
僕以外に4人の女性がいた。



その4人の女性が皆
僕よりも背が高かったのだ。




そんなことありえるだろうか

僕の身長は174cm

決して日本人の成人男性の中で
めちゃくちゃ大きいというわけではないが
まあ大きい方だと思う。


僕よりも身長の高い女性に会う機会は
週に一度あるかないかくらいだ。


それが1日の前半
朝に4人も一気に来るなんて


驚いた。


すぐにスマホで調べてみる。


何と日本人女性の中で
身長が170cm以上の割合は
2%しかいないらしい。


ではなぜこんなに多いんだ?


もしかしてモデル仲間とかだろうか


バレないよう観察してたが
4人の女性たちはそれぞれが
知り合いという感じではなかった。

なるほど

では偶然こんなことが起こったのか。


電車を降りる。

誰かに話したい。

そう思ったが
どうせ誰も信じてくれないし
オチがあるわけでもないので
結局誰にも話すことができなかった。






ちょうど2週間ほど前、

同じように
実際に起こりはしたが
ほとんど誰にも話してない出来事があった。


その日も僕はライブ会場に向かっていた。

電車を降りて
商店街を通り抜けようとする。


時計を見た。


集合時間まではあと15分


その時僕がいた場所から
ライブ会場までは
約20分ほどかかる。



少し急がないとやばい。

小走りをはじめる。


しばらくしてもう一度時計を見ると
集合時間まで残り10分だった。

あれ?

これもしかしてヤバイか?


商店街が思っていたよりも
混みすぎて
なかなか進まないのだ。


よし、走ろうか


本格的に走ろう


そうしないと間に合わない。

僕は本格的に走ることにした。


その瞬間だ。


あるものが変わったのだ。


その変わったあるものとは
商店街で流れていたBGMである。


僕が走り出した瞬間
爆風スランプの
『Runner』に変わったのだ。


マジか!


思わず少し足を止めてしまった。


雑念を振り切り、ライブ会場へと急ぐ


ついた。


誰かに話したい。


ライブ会場に着くと
3人に連続して僕はこの出来事を話した。


3人の反応は全く一緒だった。


「ええって」

「嘘やろ」

「そんなに面白いと思われたいの?」


酷いとは思わないだろうか


本当にあったのに


証人は誰もいないけど


でも僕は諦めない。


今後こんな出来事があったとしても
誰かに積極的に話していこう

そう決意した。

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