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DXよりパソコンについて知らせること

最近では紙を使うことがずいぶん減りました。
メールやクラウドのドライブを利用することでUSBも使わなくなり、Wifi環境さえあれば情報共有できます。
同時に1人1台パソコンが進むに連れて気づいたこと・・・

◆使う人それぞれのパソコンに対する知識底上げが必要◆

という点でした、今回はこれについての内容です。

Windowsについて知らせる

私は社会情勢(情報)を追ってる(経営)側なので自然と最新情報を目にしています。
例えばウイルスソフトは「マイクロソフト社が提供するセキュリティ製品「Microsoft Defender (Windows Defender)」が実装されていて、そのためにはパソコンが最新の状態になっている必要がある、という情報。

会社が用意したパソコン、それを使うスタッフはDefender(ディフェンダー)の存在自体を知らない可能性があり、そして

◆パソコンが最新の状態になっている必要=更新が必須◆

を知らないかもしれません。

その可能性があると思ったのは
「パソコンの動きが悪い」
という訴えがスタッフから続いた時のことです。

ちょうどWindows更新の時だったため私が預かって更新してタスクマネージャーでプロセス状況が落ち着くまで待って返却し、その後は特に訴えなく進みました。

Wifiの同時使用

Wifi 環境についても知らせる必要があります。
エレコムのページから抜粋してみます。

「Wi-Fiルーターには、それぞれ同時接続の推奨台数が定められています。推奨接続台数は、高性能なWi-Fiルーターほど多くなります。4人でWi-Fiルーターを使う場合は、最低でも4~5台ほど接続可能な物を選びたいところです。」

「今後、IoT(モノのインターネット)の活用が進むと、電子レンジや冷蔵庫、掃除機、エアコン、スピーカーなど、さまざまな家電がネット接続されます。IoTが本格化する時代に備えて、10~15台以上の機器を接続できるWi-Fiルーターを準備しておくのもいいかもしれません。」

https://www2.elecom.co.jp/network/wireless-lan/column/wifi_column/00054/

ルータ接続の実験を行ったサイトも載せておきます。

「10台接続で10台実際に接続すると遅くなった」
「10台以上の接続ができないようになっていた」
これらの実験結果が出ていました。

2つのことを知らせる

①Windowsは更新が必要(基本的には自動で行われる)
②みんながWifiを使う場合は速度が遅くなることがある

①は通常であればバックグラウンドで自動進行するものの②の状態が続き、更新の途中に仕事を終えて帰るパターンもあります。

★更新途中でシャットダウン⇒更新エラー⇒動きが悪くなる

という予測ができます。そのため、更新作業が行われている場合は、電源を落とすタイミングを引継ぐ等のコミュニケーションが必要になります。

知らせる方法

どうやって知らせるか?
今やっているのは社内ブログを作成し、そのQRコードを掲示板に出しています。
ブログの場合はリンクも貼れるし長い文章も可能なので細かい部分まで伝えることができます。またスタッフの空いた時間に読んでもらえるため、社内研修の一環として様々な内容を載せることにしました。

今のところ「パソコンの動きが悪い」の初歩的な部分はカバーできているように感じています、つまり「動きが悪い訴え」が減りました。

①②の情報を共有することでスタッフ自身とその周りが更新の対応を行い、それによる一時的な動きが悪い状態を回避できていると思います。

動きが悪い ⇒ わかる人に投げる
動きが悪い ⇒ 更新を疑って作業してみる

更新があったことをみんなが見る場所に掲示しておくことで、それぞれが意識していると思われます。

意識を向ける

会社側が積極的に
「デジタル化についての情報発信」
することで、スタッフは会社発信の情報を受け取る習慣ができます。
その方法は、あえて紙で掲示する場合や、クラウドソフト上で共有する場合もあります。

●パソコンやWindowsの最新情報
●業務連絡

いずれにしてもスタッフ自身が必要な情報を取りに行く状態を作ることで、自然とデジタル化は進んで行くと感じています。

「推進を掲げる」だけでは進みません・・・

その方法の1つとして社内ブログのQRコード掲示を紹介しました。
ブログは月2回を心がけています。
そして半期に1度は「見ましたか?」のサインをいただくようにしていて、そのタイミングで会社の動向や目標なども知らせる機会にしています。

この続きは「デジタル化」でどうなったか
を後日アップする予定です、今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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