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「AI」が仕事を奪うことって、「人間」が仕事を奪うことと何が違うの?

AIと人間の区別ってはちゃめちゃにどうでもいいですよね。

こんにちは。一般女性Aです。
今日はAIが人間の仕事を取って代わる、ということに着目して、色々考えてみましょう。

最近、AIの進歩が著しいですよね。

そこでニュースでは度々「多くの仕事がAIに取って代わられる可能性がある」と報道されます。

たしかに、人間と機械では機械の方が正確性も公平性も高いですし、仕事によっては機械に任せた方が効率的になるものもあると思います。

私が疑問に思っているのはその「AIが仕事を奪う」という点そのものではなくて、

「AIに仕事を奪われるかもしれないまずい」と今初めて考え出した風潮です。

だって仕事を奪うのってAIだけじゃないですよね。人間だって仕事を奪っていきますよね。

同じ人間同士の私たちの中でも、仕事の奪い合いは起きています。

 仕事が100%できる人と50%できる人がいたとしたら、100%できる人に仕事を任せようと考える人が多いですよね。
それは50%できる人から仕事を奪っていることになります。

仕事を奪うのはAIだけじゃないです。今電車で隣に座っているJKが、今後私の仕事を奪っていくかもしれません。

AIに仕事を奪われる!と本気で思っている人は、人間はみんな「人間だから」仲間で「人間vsAI」として捉えているように見えます。

でもこれを読んでいる何人かのうちで、「私たちは『人間』という同じコミュニティに所属している仲間なんだ」、と考えて生活している人はいますか?

多分、というか絶対に1人もいないと思います。

私たちは同じ人間だから、人間同士協力しようなんてことを皆が思っていたら、きっと今起きている問題のほとんどを解決できるでしょう。

私たちはあくまで自分を筆頭にその他仲良い人たちと仲間なのであって、人間全員と仲間なのではありません。

そんな風に考えて、AIに仕事を奪われる!!!なんて今更ニュースで考えているのを見ると、

「いやいや、明日には誰か知らない人間に仕事を奪われる可能性だって十分にあるのに、なぜ『AIが奪う』ことだけをやたらと気にするんだろう。
仕事を奪うのが、他人(人間)からAI(機械)に変わること、ってそんなに重要?」

と思うんですよね。

あ、このnoteは、AIの技術発展を肯定してる訳でも否定してる訳でもありません。

ただあくまで、なんで仕事を奪う主体が人間からAIに変わることをそこまで重要視するんだろう、というだけです。

このnoteだって、自分より頭も良くて、社会的地位も高くて、言葉巧みに操れる人が同じように考えて発信したら、あっという間に取って代わられます。

別にAIが取ったって人が取ったってどっちでも「取られた」ことに変わりないじゃないですか。

たしかに、人間の仕事の総数は減るかもしれないけれど、そんなこと知ったこっちゃないですよね。

だって私たちは「人間だから」みんな仲間な訳ではないんですから。

一般女性A



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