家事をやる自分

私は割と家事が好きな方だ。
面倒臭い時もあるし、しんどい時も
もちろんある。

けれど暇さえあれば家事をしている。
それは私がシングルマザーになったから
じゃないかとも思ってる。

元々ワンオペで家事と子育てをしてきた。
離婚後、より頼れる人がいなくなって
益々家事ばかりするようになった。

子育てが落ち着いて子供達にもっと
お手伝いでやってもらえば良かったと思う
けど、人に頼る、任せるということが
苦手だったばかりにほとんど一人で
やってしまっていた。

子供達が不登校になってから
人に頼る、任せる、甘える、サボると
いうことを知り、周囲の人に
頼れるようになったけれど

未だに時間があると家事をやってしまう。

今日は仕事が休みだったけれど
買い出し、お風呂の掃除、トイレ掃除
洗面所の掃除、おかず作り置き、
夕飯の準備などしてたらあっという間に
一日終わってしまった。

休みの日、私が想像する他者は
キラキラと好きな事（趣味）にのめり込んで
時間を楽しんで過ごしているように
思う。

それに比べて自分はお風呂のカビ取り
したり、バナナは遠くのスーパーの方が安い
からと買い出しにあちこち駆け巡ったり
家の中でボディソープを補充したり。

キッチンでカボチャの煮付け、
炊き込みご飯、豚汁、茄子の煮浸しと
を４品作ったり。

こんなことして過ごしてる自分は
ダメなんじゃないか、と思ってた。

しかし今日は、
家で家事ばかりしてる自分でも
いいじゃないか、と初めて思った。

家事が好きなんじゃないか。

嫌々って程でもなく
進んで家事をやってしまう。

家事が趣味でもあるんじゃないか。
（ガリ勉じゃなくガリ主婦みたいな）
それはそれでいいじゃん。

と、開き直ったら
とても気分が晴れた。

家事ばかりやって趣味もこれもいって
夢中でやり続けるものがない私って
変なのかなってずっと気にしてた。

掃除とかピカピカに磨く訳では
ないけど、頻繁に掃除する。
部屋とかお風呂やトイレが汚いと
気になってしまう。

ある程度キレイにする。

結婚するまで片付けられなかった
私が。
料理も全然出来なかったけれど
子供を出産してから変わった。

料理も好きだ。
元々モノを作ることが好きだから。

かと言ってバンバン新しく
メニューを増やしたり
変わったメニューをチャレンジして
華やかな食卓という訳でもない。

けれど、連続したご飯になることは
滅多にない。
シチューやカレーの時翌日また食べる
ことはあるけど。

毎回わざわざ作ってしまう。

もう少しサボろうと思って作り置きも
するようになってきたところ。
副菜を作っておくと品数も増えるし
お弁当のおかずになるし
楽になることを知った。

ゴミの分別、ゴミ出し
こういった作業も嫌いじゃない。

面倒臭いことをやることが
得意かもしれないなと思う。

私の長所なんじゃないかって
最近気付いた。

家事をやる自分を恥ずかしがらず
もっと自信を持っていいんじゃないか、って。

家庭の運営には家事はかかせない。

その大事な運営を頑張っている。
大切なことをやっている。

そんな自分を褒めたい。

恥ずかしいなんて思う
自分こそ恥ずかしい。

キラキラはしていないかも
しれないけど立派な楽しみなんだ。

趣味の一つに家事を
そっと付け足しておこう。

家事が好きならコロコロで
掃除してないで掃除機買えばいいのに。
そろそろ掃除機も買うか。

オーブンレンジ壊れて買い替えた
ばっかりなのに。

家出して１０年。家電が壊れ始めてきた。

出費が多い今月。
家計簿もつけてるけど
家計を見直さなきゃ。
家計の管理もなんだかんだ楽しい。

主婦業が好きだったのかもしれない。

家の中が上手くまわってると
仕事も上手くいく。
好循環だ。

今週末は娘の志望大学のオープンキャンパス
に行く。
久しぶりに子育ての仕事だ。
暑いと思うけど、よく見てこよう。

コツコツやろう。
できることをやろう。