自分を労るということ

自分を労るということ, 自分を大切に生きるということ, 自分を軸に生きるということ…

これって簡単なことなのかな?少なくとも私にとっては簡単ではなくて, 23年間ちょっとの私の人生は自分以外に軸が置かれてきた。誰にどう思われるか, あの子に嫌われないか, こうしたら母は喜んでくれるかも…

幼少期からのこの様な思考は知らぬ間に凝り固まって、私の性格として私の中に居座っていた。他人を気にする癖や、それによって内気な部分を性格として自分の中に落とし込んで、言い訳にしていた。
他人軸で生きて、何もかもの選択を他人が"どう思うか"と感じて決めてきた。自分軸で決めていないから、失敗しても言い訳ができた。
私は私に責任を持たずに生きてきた。

もう少しで24になる。もう子供のままの思考で生きていくわけにはいかない。自分というものは何なのか、今の私を形成してきた出来事, 他人の言葉, 環境は本当に正しかったのか。私は自分の意見を持つことをやめていないか。

自己決定の癖を簡単なことから始めてみた。今までのパーソナルな内面の話とは違うけれど、自分の身体と健康のために乳製品と小麦を控えることにした。乳製品と小麦は大好きだけれど体質に合わないと感じていたから思い切ってやめてみた。
そうすると他の食事も身体のことを考えて選べる様になってきた。ここで私は今まで自分の健康に無関心だったことに気がついた。二日酔いにならない体質だからといってアルコールをたくさん飲んだり、もう寝る時間なのにカフェインを取ったり、肌が荒れるとわかっていて甘いものを食べたり。

次に自分の予定を第一に、無理な予定は断ることにした。
今までの私は友人や知り合いからの誘いにはほぼ100%乗っていた。これも私は断る資格がないという思い込みのせいだった。もちろん誘ってくれるのは嬉しいけれど、断ってその人と疎遠になるのが怖かった。自分でも不思議なのは、むしろ疎遠になりたい様な自分が苦手な人からの誘いも断らずに行っていた。嫌いだけど、嫌われるのは怖かった。全員から好かれる事なんて不可能なのに全員にいい顔をして、そのツケが回ってきて困ることもあった。

最後に、自分に投資してみた。まずはジムに通うことにしてみた。月々7000円くらいだ。今までだと自分の身体に7000円払うことに躊躇しただろうが迷う前に入会ボタンを押した。私は自分のことが好きになりたいから。
この様なお金の使い方ができるのも、無闇矢鱈に人と会うことをやめたからだと思う。そしてネイルをした✨ 自分は可愛くないし私のネイルなんて誰も見ていないんだから意味ないと思って出来ずにいたが、自分がしたいので、してみた。爪が彩られているだけで気分が上がるしやって正解だった。来月のネイルも楽しみ。自分で稼いだお金を自分に使うって、なんて楽しいんだ!!

これからも徐々に自分軸で生きていけるように、他人を羨まずに自分のことを好きになれるように努力しようと思う。



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