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企画書作成が進むツール

最近企画書を書く際に無地のA4用紙を使用している。

今までは割とパワポを使用し文字ベースで企画を考えていた。デジタル上で企画書を書くと複製や修正がしやすかったりもちろん文字も打ち文字なので見やすい。ただ文字を書ける場所が決まっていたりある程度様式に沿ったものになってしまい、初めにページ内でのある程度のレイアウトなどを考えながら作業している事に気づき、それが企画を考えていく際の足かせになっているのでは無いかと感じた。

そこで冒頭に書いたA4用紙とラッションペンで企画を書いてみると「書く」と言うより「描く」イメージに近く、タイトルやコピーなどをイラスト風に描いてみたりと小学生の頃の絵を描いていた頃の気持ちを思い出し、そのイラストからグラフィックへ派生したりと「文字+ビジュアル」のイメージからアイディアが派生していく事に気づいた。手書きのラフさゆえに思い付きのアイディアもメモ程度に書いていく事ができ、また黒赤青の3色を使い枠やアンダーライン、強調したい部分など手軽に装飾していく事もできパワポだと少し手間がかかる事が実はアナログ(手描き)の方が気軽にできるという発見があった。また手描きの分無駄な補足説明をそぎ落とす作用がある事も大きな発見だった。

進みが早いと気分も乗ってくるものだ。パワポなら通常2時間ぐらいかかるものが手描きなら30分程度で完成。文字などの読みにくさはあるかもしれないがイラストや装飾もありカラフルで見ていて楽しく、企画の芯が伝わるものができた。

最近の企画書作成の際の悩みが「楽しさをどう共有するか?」というところでその為に画像を参照したり、背景画像に力を入れたりと本筋からずれ始めていると感じていたので色々新しい手法を試していたがようやく自分にハマるものがみつかったようだ。

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