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vol13.業務委託(アウトソーシング)活用術ipartnersの場合②短時間労働のニーズ

こんにちは、ipartners代表の三浦です。
これからnoteに経理などバックオフィスに関するTIPSなど、私が日々の業務で感じること、実際に経験したことなどを共有していきたいと思います。

第13回目の今回は、業務委託(アウトソーシング)活用術–ipartnersの場合②短時間労働のニーズです。現在 業務委託メンバー約30名。子育て中のママさんからフリーランス、副業などバックオフィス・開発をさまざまなメンバーが協力してくれています。今回はその始まりについてお話します。

中小企業における人員確保の壁

まず、前回の繰り返しにはなってしまいますが、バックオフィス支援・経理代行業をメインとする私の会社は、月末月初と、それ以外の期間の業務量が大きく異なります。実際、中小企業の経理部担当書は月末月初に多く残業をし、月中は来客対応、電話対応など経理とは関係のない業務をあたることも多いでしょう。
 
起業したばかりの企業において、人件費の負担は決して小さくありません。一人採用するにあたっても、そこで発生するものは単に給与だけではなく、採用までにかかる費用や福利厚生費、社会保険料など様々なランニングコストも発生します。私も例外ではなく、

「 なるべくピンポイントで人手不足を解消し、コストを抑えたい。」

それが正直な思いでした。
では、誰がそんな要望に応えてくれるのだろうか、と考えたときに真っ先に思いついたのが、小さなお子さんを抱えた主婦(主夫)の方々の力を借りる、ということでした。

主婦層をターゲットとする採用条件

まず、〇時~〇時という時間帯での拘束はやめました。
私自身、子育ての最中にいるため、この約束はかなり世の主婦層を苦しめる条件だと感じていました。子供は突然具合が悪くなったり、泣きだしたりします。親がPCに向かっているからといって空気を読んではくれません。そのため、時間帯の指定はせず、1日1~2時間という条件にしました。
また、例えば病気や子供の行事等で1時間PCに向かうのも難しいという日もあることを想定し、3〜4名のチーム制で業務を行うことにしました。
 
実際にこの条件で人が集まるのか不安もありましたが、おかげさまで順調に業務委託メンバーの数も着実に増えています。

実は溢れている魅力的な労働力

改めて感じることは、1日数時間だけ働きたいというニーズが世の中には多いということです。小さなお子さんがいて毎日出勤するのは難しい、けれど少しでも収入を得られたら、少しでも社会と繋がっていられたら、そう考えている主婦層の労働力は、ピンポイントで労働力を必要とする私の希望にもかなっていました。まさにwin-winの関係だったのです。
 
一度職場から離れて家庭に入った人達が、家にいながら
「 社会の最先端で、社会と繋がっていく。」
を可能にするのが、私の会社の業務委託だと自負しています。
 
もちろん眠っている労働力は主婦層だけではありません。
今後は海外に留学している日本人が、留学しながら日本円を稼げる場としてこういった業務委託によるリモートワークはますますニーズが高まっていくと考えています。


次回、vol14.業務委託(アウトソーシング)活用術
Ipartnersの場合②デメリットは?業務委託メンバーとのコミュニケーション。

お楽しみに!