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生まれ順(きょうだい構成)が恋愛に与える影響。

今回のシン・時事恋愛(2010年〜11年に連載していたオトナ女性のための恋愛コラムの再掲)は、「きょうだい型・生まれ順」がテーマです。

※約5年後、そのメソッドを「不機嫌な長男・長女 無責任な末っ子たち」という一冊にまとめ、おかげさまでベストセラーとなりました。


恋愛相手の判断要素として、「兄弟構成」が話題です。「職業や血液型よりもその人の本質が出る」と再注目。妹や弟がいる男性と、兄や姉がいる男性とでは、いざというときの"頼りがい” に差が出ます。

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 みなさん、こんにちは! 働き女子の“恋愛家系図"をしたためる「時事恋愛」、今回のテーマは「兄弟構成」です。
   
 前回お伝えしたように現代の日本で、女性をリードするような気概を持つ男性は、ものすごい勢いで減っていますが、そんな中まだしも旧来の男らしさが残っているのが"お兄ちゃん男子"です。
  
 女性のファションやタイプを語る際に「お姉さん系」や「妹キャラ」といったキーワードは常識となっていますが、男性の性格を推測する基準として、「兄弟構成」が再注目を浴びています。「恋と仕事のキャリアカフェ」でも、「職業や血液型よりも本質が出る」と話題に。
 
 弟や妹を持つ"お兄ちゃん男子"は多かれ少なかれ責任感が強く、あらゆる場面で「自分がなんとかしなくては」という意識を持ちます。ですから、仕事でもプライベートでも率先して「ここは僕が仕切ります」と言えるのが彼らの強み。
  
 もちろんその裏返しとして、プライドが高く物言いが尊大なこともしばしば。うまく立ててあげる必要があります。
 
 長男の場合、結婚や親の面倒など「家」のこともしっかりと考えがち。昨年話題を振りまいた市川海老蔵ももちろん長男で、彼などはまさに"お兄ちゃん” の典型。美人姉妹の"妹” である小林麻央をパートナーに選んだのもうなずけます。
 
 このように、肉食系を好む女性にはうってつけの"お兄ちゃん男子”ですが、狙い目は妹がいて小さいころから適度に女性慣れしている(=モテる)"スマートお兄ちゃん” よりも、弟と食卓でコロッケの奪い合いをしてきた(で、最後には譲ってあげてきた)ような"無骨お兄ちゃん” でしょう。
 
 いっぽう、兄や姉を持つ”おとうと男子”は「誰かがリードしてくれるなら、そのほうが楽ちん」というメンタルが備わっていますし、周囲の気配や顔色を探るのが上手なので、そういう意味では草食系要素が強いといえます。
 
 もちろん、彼らとの肩の凝らない居心地のよさや、ゆったりとした雰囲気を好む女性も急増中。海老蔵的オラオラさや、相手の家とのしがらみを苦手に思う女性は多いものです。
 
 男性と初めて話すとき、年齢や職業、血液型も気になるとは思いますが、なるべく早いタイミングで兄弟構成を聞き出せると、その後の展開がスムーズになるでしょう!

 みなさんの健闘を祈っています!



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