見出し画像

言葉を紡ぎ、希望を育む【おとなの寺子屋・参加者の声 Vol.11】

ゆる物書きサロン、文系女子&男子のたまり場コミュニティ=「おとなの寺子屋〜文章教室〜」、次回のワークショップは9月17日(土)19時〜、開催です。

こんにちは、いおたです!

この週末は、夏の名残をしつこく求めて、旅に出ます。天気がなんとか回復して、胸をなで下ろしています。

さてさて、今回のnoteは、おとなの寺子屋のご紹介です。

「おとなの寺子屋」とは、趣味で文章を書きたい人が集まって、一緒に考えたり、アイディアを話しあったり、作品を書いたりする、文芸部っぽいコミュニティです。

そんな寺子屋メンバーのひとりであるマリカさんが、おとなの寺子屋ってこういうところ、という、紹介文を書いてくれました!

マリカさんが初めて参加してくれたとき、「ほら、富士山が見えるんですよ、お裾分けです!」と zoomに映してくれたことが、心に残っています。

そんな、心優しいマリカさんは、日々の活動においても、独特のセンスを発揮してくれています!

ーー

私の夫は弁護士です。言葉を生業にしています。

毎日初めて会う依頼者の話を聞き、内容を自分の言葉でまとめて、依頼者に確認します。そして、相手方と和解したり、時には争ったりするのです。方向性を決め、代理人と呼ばれる立場でその人になりきって話をしなくてはなりません。

興奮している人に対しても、例え話を出して伝わるように、理解できるように試みます。

国家試験をとるまでの膨大な教材の山が書棚にあります。

どれだけ沢山の言葉に触れ、読み、意味を理解し、使いこなさなくてはならないか、私には想像もつきません。

妻となった私は、「感覚が全て」のような、論理的な思考からは程遠い頭の持ち主です。

本と言えば、絵本のほかには、子育て期間に必要だった心理学や実用書、エッセイ、くらいしか読んでいないと思います。

子どもに分かりやすく伝える事には努力しても、表現を磨き、新しい言葉を学ぶ機会はこれまでありませんでした。

それでも、何か問題が起こると、夫は家庭でもしばしば論破や正当性を全面に押し出してきます。

だってしょーがないじゃないの‼️

結局、感情的になり、思考はストップして、放り投げる、という解決には至らないやり方が過去に何度もありました。

現在、子ども達は自分の言葉で気持ちや状況を説明できるくらいに成長しました。

今まで、人からの言葉や、本に出てきた言葉にどれだけ応援してもらい、希望をもらったか。言葉への感謝は計り知れません。

問題解決のためだけでなく、私の日々の気づきや小さな希望を、自分なりに、しなやかな文章を彩りあふれる言葉を使って表現できたら、どんなにいいだろうか!

同じものを表現するのに、どれだけ沢山の言葉があるのか。

そう考えるだけでワクワクしてきます。

体験参加の時、五百田さんが提案した言葉遊びゲームにトライしました。

それは、「ちりほ」という言葉の意味を想像して広辞苑にのっているように説明する、というものでした(「たほいや」というゲームです)。

半世紀生きてきて、初めて耳にした言葉です!

自分なりに想像して書いた後、正解の漢字を知り、意味を教えてもらった時、胸が震えたのを覚えています。

私はこれから、一つでも多くの言葉に出会っていきたい。

人が書いたものを少しでも多く読んでいたい。

今まで本や文章を読み慣れていない私ですが、自分のスピード、自分の感性で、読んだり書いたりすることを諦めずにいたい。

それが楽しみであり、これからやるべき事だと思っています。

五百田先生のもと、おとなの寺子屋のメンバーの方々と共に、練習できる事がとてもありがたいです。

きっと、論理的な夫に、私の言葉が柔らかく分かりやすく伝わる日も、そう遠くはないのではないかと、自分に期待しつつ、鍛錬していこうと思います。

おとなの寺子屋に参加されたら、きっと、皆さんなりのそれぞれの学びや発見、成長がある事でしょう♪


●おとなの寺子屋、次回のワークショップは9月17日(土)19時〜、オンライン開催!


●その他のメンバーの声はこちらから


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?