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甲子園優勝監督が教える、たった一つのマネジメント法

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 「佐賀北の夏」(新潮社)という本を、以前読みました。 

 2007年、夏の甲子園。前年は県大会で初戦敗退していた公立校・佐賀北が、甲子園に進出し全国制覇を成し遂げました。

 その「甲子園史上最大の逆転劇」の裏側を描いたスポーツノンフィクションなのですが、その中では優勝監督のユニークな指導方法がたびたび描かれます。

 なかでも印象的だったのが「新しく野球部に入ってきた部員に約束させる、たったふたつのこと」というエピソード。

 それは「毎日欠かさず日誌を書く」ことと「靴をきちんとそろえる」ことなのだそうです。監督曰く、「小さいことでいい。全部をいう必要はない。小さいことをきちんと守れる生徒は、練習態度もきちんとする」とのこと。

 いろいろとがみがみ言うのではなく、ほんとうにささいなこと(靴をそろえる)を守らせる、約束させるというのは、職場でも役立つ視点ではないでしょうか?

 たとえば文房具をきちんと管理する。たとえば日報を毎日提出させる。たとえばあいさつを徹底する。

 そうした最低限のことをきちんと守る雰囲気ができれば、その他の職場の風紀(時間厳守、報告・連絡・相談など)は保たれるというワケです。

 「高校生と違って大人なんだから、自主性に任せる」などといわず、なにか小さな目標・決まり事を作ってみてはどうでしょうか?

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