見出し画像

心が動いた瞬間のことは、大切な人に伝えたくなる。

noteで書くことを始めて、来月末で1年になるというから驚きだ。

毎日ではなく書きたくなったら書くという方式を取っているので「何書こう……」と苦しんだことはない。しかし私の場合、1週間以上空いてしまうと、「なんで書いてたんやっけ?」となりそうなのでそこのラインは割らないように、とは思っている。


色んな方のnoteを読ませてもらうのも、すごく楽しい。
そんな中でインプット・アウトプットに関しての記事を読むことがある。noteだけではなく、本屋へ行っても、その類の本を目にすることが多い。仕事や勉強に関して言えば、インプットするだけでは定着しない、アウトプットすることで身につくという考えや、インプットが足りないからアウトプットもできないという理論も納得がいく。

しかし、noteだとどうだろう。
もちろん、得た情報をアウトプットして定着させるために書く。有益な情報を発信されて、誰かの役に立っているなんて素晴らしい。そんなこと私にはできないので尊敬する。


けど、書くことがない……アウトプットのためにインプットせねば……という思考だとしんどくならないかなぁと思ったりもする。せっかく何もかもが自由なnoteなのに。

人間はコンピューターではない。
脳だけでなく心がある。


日常にあったふとした瞬間の嬉しかったことや、忘れたくないこと。
頭で考えるのではなく、心が動いた瞬間のことって、友人や家族、誰か大切な人に伝えたくならないだろうか。私は伝えたくなる。「こんなことあったよ!」と話がしたい。気持ちを共有したい。


「新緑って気持ち良いな~。夏になる前のこの空気、学生時代のプール授業の始まりを思い出すわ~。まだ水が冷たい感じの。え、そんなことない?」


「この小説ぱっと見で買ったんやけど、読み始めて昔読んだことあるやつやって気づいたわ~。良さそう、と思う基準って変わらんのやな。結末とかなんにも覚えてなかったけど。伊坂幸太郎やけど読む?」


「ここのキャンプ場、デイキャンプにめっちゃ良いで~!小さい浅い川があって、子どもらめちゃ遊べるねん。木陰多いからタープもはらんでいいんよ〜」

どうでも良い雑談レベルの話ばかりだが、心を動かされたものが、どんどん出てくる。
有益な情報を伝えるために、脳みそにインプットして……なんてことは考えない。感情が平坦になる時もあるのだが、そんな時は意識的に自分の“好き”に触れるようにしている。


同じ毎日を過ごすなら、心を動かして生きていきたいから。

noteを始める前は、ただ「こんなことあってん~!」と家族や友達に伝えて満足していた私。
noteを始めてからは、「あ、これはnoteに書きたいな」と頭に浮かぶようになっている。

大切な人に伝えたくなるように、noteに書きたくなる。


そう思うと私にとってnoteは大事な場所になっているんだなぁと気づく。noteのおかげで、心の動きにも敏感になっているように思う。
何よりも読んでくださる方々がとっても温かいから、というのが1番にあって、もう感謝しかない。そして、皆さんの記事を読んで、心が動くこともたくさんある。めっちゃある。
すみません、なんだか今日はオチもひねりもない文章が書きたい気分でして。このまま〆ちゃいますよ。大丈夫ですか。いつもありがとうございます。


日常に散らばる、どこにでもあるような、けどここにしかない愛おしい瞬間を拾い集めて。どんな形であれ、これからも書くことを続けていきたいなぁと思っている。

#noteの書き方

#noteでよかったこと


この記事が参加している募集

noteでよかったこと

noteの書き方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?