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小学校の上靴、誰が洗うのか問題

大袈裟なタイトルにしてしまい、どうもすみません。
小学生がいらっしゃるお家では、毎週末持って帰ってきた上靴を一体誰が洗っているのだろうか。

我が家の小学3年生、毎週一応上靴を持って帰ってくる。たまに忘れることもあるが、大体ちゃんと持って帰る。

そして、洗面所にぽ~いと置く。その後こちらが「上靴、いつ洗うん?」と声をかけない限り、その上靴は土日そのままの状態でそこで過ごすことになる。微動だにしない上靴。

「上靴、洗ってないで~!いつ洗うん?今のうちに洗っとき~!」

土曜にこう声をかけると大体、

「明日洗う~!」

と返ってくる。

「ほんまかいな」なんて言いながら、そのままそっとしておくと、日曜もそのまま上靴は洗面所に鎮座し続けることになる。

夫が日曜に朝に大体「一緒に洗ってあげるから洗おう~」なんて言って、一緒に洗うと見せかけ8割夫が洗う、というのがいつものパターン。


私は娘が自分で洗うべき、と思っているので、基本的には手伝わない。夫はこういう時、優しさを見せてくるので「結局お父さんが洗ってるやん」ということになるのだ。


先週も同じ流れで、日曜日の朝まで上靴は洗われるのを待っていた。

「お~い!上靴~!」と声をかける。
そして、洗剤と洗うタワシを用意までしてあげる。

いくら呼んでも来ない娘。

なぜか洗面所に夫がやってくる。そして、もっとなぜか、息子(5歳)もやってきた。息子は「洗いたい~!」なんて言っている。
そうして、夫と息子が2人で上靴を洗い始めた。なんだこれ。

「〇〇〇(息子)が上靴洗ってくれてるで~!」

娘を呼び寄せていると、息子が一言。

「洗ってあげてるんじゃなくて、洗いたいから洗ってるの!」


あ~そうですか。いや、その押しつけがましくない優しさ素敵やん。って、ただ単に本当に洗ってみたかっただけっぽいな。なんて思って、見ていると、娘がようやく登場した。

そして一言。

「あ~洗いたいんか~。

上靴も洗いたい人に洗ってもらった方が嬉しいやろうしな~」


…………うぉぉぉぉ~~~~い。
なんじゃそれ。誰のどこからのセリフやねん。

思わず笑う一同。
それだけを言い残して、またリビングへと戻っていった娘。

結局、息子と夫が洗いあげ、娘が「良いね。ありがとう」と微妙に上から目線のお礼を言って終わっていた。

なんか、色々大丈夫か?
一件落着風ではあるが、果たしてこれで良いのだろうか。う~ん、まぁええのか?
自主性とは。

こうして我が家では毎週末、誰が上靴を洗うかのしょうもない攻防戦が繰り広げられている。


ちなみに本日土曜日。上靴は当然のようにまだ洗われず、洗面所に放置されておりますことを、ここにご報告いたします。

#子どもの成長記録

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