カブトムシの蛹が無事成虫へ in我が家
今年もこの季節がやってきた。
私のnoteマガジンには“カブトムシ”フォルダが存在する。
先日、noteさんから2周年のお祝いバッジが届いていた。
もう2年。私がnoteにカブトムシの話を嬉々として書いたのも約2年前。
私のnoteはカブトムシと共に、と言っても過言ではない。永久に共に。
2年前はオス1匹だけを飼い、毎晩カブトムシの観察・検索に精を出すカブトムシおばさん(私)が爆誕。
そして、昨年はオス・メスつがいで飼うことにした。その結果、卵を産み幼虫へと成長していたところまでは、このnoteに書いていた。
幼虫は4匹。
上の記事を書いた際にマット(土)を交換し、冬を迎えた。
冬はそっとしておいて、4月くらいに最後のマット交換をする。そこからは蛹になるまでもう触らない。検索でその情報を入手したカブトムシおばさん(私)は、夫にそのように指示。
息子と夫が一緒に4月にマットを交換。幼虫は元気な様子(基準がわからんけど)で土の中にいた。
「ここからは蛹になっていくから、そっとしといてあげよう」
そう言って、そっとすること2ヵ月ちょっと。
5月の末くらいに、ケースから「ガリガリ」みたいな音が聞こえてきていた。「何!何の音!?」と検索結果、これは幼虫が蛹になろうとして、蛹室を作っている時に出る音だそう。
おお、ついに成虫へとなる準備を始めてるんや!と一盛り上がり。ケースの下から見ると蛹室がちゃんと4つできているように見えた。
「ちゃんと成虫になるんかな~」
「元気に出てきて欲しいな!」
なんて言いながら、またそっとして過ごしていた先日。
先日ふとケースを見ると、土の上にえらい木のカスみたいなん出てきている。なんでなんやろ~とよく見てみると……。
「わわわ~ちょちょちょちょちょっと~!!!!
カブトムシが、成虫になってる~~~!!!!」
思わず叫ぶ私。そして駆けつける子どもたちと夫。
「ほんまや~!!」
「すごい~!オスやな~!わ~!!!」
色めき立つ我が家。
「あんなに小さかった幼虫(はつよちゃん・幼虫ネーム)がこんなに立派に登場したなんて~!」
なんとも言えない感情が押し寄せる。
「他の幼虫はどうなったんやろな……。4匹全部成虫になるとかあるんかな」
なんて言いながら、まだ蛹の子もいるかもしれない、という理由でエサだけ設置してもう少しそっとしておくことにした。
******
そして、翌日夜遅くに帰った夫がケースを覗いたところ、オスメス1匹ずつ土の上に出ているのを発見。そして早速子作りをしていたらしい。
メスもいたことに喜び、そしてもう子作りかよ、と複雑な心境にはなったが、これぞ命だ。生命はこうして続いていくのだ(誰)。
もう土の中を見てみよう、ということになり、ケースをもう1つ追加購入しいざ御開帳~!
なんと、オスメス2匹ずつ~!!!!!
幼虫は蛹になり、全員無事に成虫へと成長していた。しかもオスメス2匹ずつとかすごい。感激。
「すご~い!」「しかもプリップリでキレイなカブトムシやなぁ」と盛り上がる。我が家で生まれ育ったのか、と思うと感慨深い。
「なんか愛着がわくよな~」「可愛いな~」
娘以外は同じくらいの熱量でカブトムシに向き合っている。娘は興味がある様子ではあるが、カブトムシ小学生と言うほどではない感じ。
「けど、これ2匹ずつやから、また卵産んで成長したらめっちゃ増えるんちゃうん」
ふと不安がよぎる私。
「それやったら、ケースをまた追加購入せなあかんな。棚も作って~」
「そうしよー!」
冗談か本気かよくわからんトーンで夫と息子が話している。
「そんな場所ないねん!そうなったら、もう完全にロードto哀川翔やん」
「オスメス1匹ずつは誰かに譲ろうか~」と私が言うと、「けど兄弟バラバラになるんやで?」と夫。
え?兄弟?ああ、まぁ兄弟……ああ、そうか。
「嫌や。誰にもあげたくない」と息子。
ええ……。まじかよ。
この話を会社の人やママ友、お客さんなどにすると、みんな一様に「もうブリーダーになれるんちゃうん?」とか言ってきた。
え……ブリーダー?どういうことやねん。
哀川翔さんを兄さんと呼ぶ日が来てしまうのか。いや、そもそも哀川翔さんは純粋なカブトムシ愛の元に飼育されている。一緒にして申し訳ございません。
とりあえず、この夏は4匹のカブトムシと過ごす夏になりそうだ。
また、カブトムシおばさんとしての責務を果たすべく、カブトムシについて書きたいと思う。
私のnoteが、最早カブトムシブログみたいになった場合、やってんな~と温かい目で見守ってくださったら嬉しい。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?