そろそろ、有効求人倍率は意味がなくなる
コロナ禍でたびたび注目を浴びる「有効求人倍率」。しかし、年々と実態を表していない数字になっています。
有効求人倍率とは「求職者1人に対して、何件の求人が存在するのか」……なのですが、ベースとなっているのはハローワークの数字です。求職者はハローワークで求職している人を指し、求人数はハローワークで取り扱っている求人のことを指します。
肌感覚で理解されると思いますが、利用者は年ごとに減少しています。2019年の利用者数は462.1万人です(厚生労働省 職業安定局調べ/2021年