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父親力アップ~子供からも部下からも頼られるオヤジになる方法②

こんにちは
父親力、母親力アップコーチのサワラギです。

今回は
「父親力アップ~子供からも部下からも頼られるオヤジになる方法②」
について書いていきたいと思います。

みなさんの周りには、他人には指示命令しているのに、自分は全然できてないって人いませんか? 

私が前に働いていた会社では、全社員に強制禁煙させたのに社長だけ喫煙している、なんてこともありました。 社長なので建て前では誰も何も言いませんが、やはり人に言う前に自分がやれよ、と思っちゃいますし、人として信用を失いますよね。

また、家庭では「父さんは私には言うけど、自分は全然できてない」とか言われたりすることもよく聞く話です。

些細な事かもしれませんが、子どもの側からすると、ルールを守るように言うなら、大人も守るべき、と感じるでしょう。

一方、私の知人で誰しもがスゴイと認める男性がいるのですが、その方は有言実行は当然で、期日を前倒しで遂行するので時間的余裕が生まれ、人助けをする余裕さえ持っています。
やらないといけない事はさっさと終わらせ、自己成長に繋がる活動も毎日ルーティンでこなし、趣味も楽しむ。持っている知識は出し惜しみせず与えてくれるのもあり、彼に憧れている人が沢山います。

ここで質問です。

前者のような、自分はできていないことを他人には実行するように求めてくるオヤジと、言ったことは有言実行、なんなら期日前倒しでやってのけるオヤジ、あなたならどちらに上司になってほしいと思いますか? 父親として迎え入れるとしたら、どちらのタイプを選びますか?

実は、実際このお二人の差は歴然で、後者の方が圧倒的に沢山のフォロワーが居まして、慕われておりましたし、信頼されていました。

そんな「頼れるオヤジ」、何が違ったのかというと、ポイントは3つあります。

①どんな些細なことも先延ばししない
頼れるオヤジは、どんな些細なことも先延ばししません。
なんなら、期日前倒しでササっと終わらせ余裕を生み出します。(期日前倒しできた時間を黒字と呼んでいるそうです)どんな小さな作業も終わりの時間を決めて行い、時間管理を徹底します。

②迷わない
ゴールに対してどう行動すればいいか明確に把握しているので迷いなく取り組みます。毎日ルーティンで行うようなものについては、習慣化されているので、迷いが入る隙が一切なく、流れるようにスムーズにこなしていきます。

③やり遂げる力が自分にあることを疑わない
簡単な事から難題まで自分自身にやり遂げる能力があると信じています。
目標達成に向けての行動を具体的に落とし込み淡々とこなしていきます。

そうです、頼れるオヤジは「やり遂げる力」(グリット力)が強いのです。

どんな小さなこと~大きな目標まで、公言したことは有言実行する人ってカッコイイですよね。それは逆にいうと、どんな小さなことでも、最後まで挫折せずにやり遂げることがいかに難しいか、という事でもあるのです。

小さなことでもやり遂げることで、僅ながら自己効力感(自分には能力があると信じられる感情)が養われますし、その積み重ねで大きな目標の達成に繋がるため、例え小さなことでもやり遂げることは実はめちゃくちゃ大事なことなのです。

そして、どんな小さなことも怠らず着実にこなしていく姿を、子どもや部下に見せることは、その大切さを知ってもらう上でも非常に重要です。

では、どうすれば「やり遂げる力」が付くのか。
今日は4つの方法をシェアさせていただきますね!

①どんな事でも期限を設けて取り組む
例えば、5分で終わることでも、作業に取り組む前に期限を決めて取り組みます。終わりの時間を意識することで実際の作業時間に差が出くることが実感できると思います。
そして、期限を意識することで生み出すことができたほんの僅かな数分、数秒という時間が一日、一週間、一か月、一年積み重なっていきます。
長期的に見ると、かなり大きな差が出てくることが分かります。
その際に注意することは、完成度の高さを際限なく追わない事です。決められた期限で行い、時間になれば終わりにするつもりで取り組んでください。

②やることを見える化する
①にも重なる点がありますが、長期目標の逆算でデイリー単位にやるべきことを設定し、PDCAノートを作ります。PDCAノートについては、その説明だけで何日分の記事になってしまうため、ここでは省略し書籍の紹介をさせていただきます。

最短で目標を達成するPDCAノート
※実際に私が講座を受けて実践しているやり方です↑↑↑

もっと手軽に見える化したい方は、朝一番に付箋やメモに、今日一日のやるべきことを書き出し、こなしていくことをお勧めします。

③迷いの隙を与えないよう固定化、習慣化する
人は一日に6万回思考すると言われていますが、迷うことがあると脳が疲れてしまいます。
迷うことを減らし、やり遂げる力を残すために、迷わなくていいような内容は習慣化や固定化してしまいます。
例えば、朝食はいつも同じメニューにする、靴下は全て同じものにする、洋服のセットはどの組み合わせでも困らないようにするなどです。

習慣化の例は、ある習慣に新しく習慣化したい内容をくっつける、というやり方で行います。例えば、朝起きたら歯磨きしながら体重を測る等です。体重を測る、ということを新しく習慣化したいときに、それ単体で行うより、既に習慣となっているものにくっつけてしまう方が習慣化は簡単になります。

④難しい作業は小さく簡単にする
一気にやると難しいことも、分解して少しずつやることで簡単になります。
小さなことでも着実にこなすことで、小さくても達成感、自己効力感は養われていき、「自分はできる」というマインドセットに繋がっていきます。

ということで、結論です!

「頼られるオヤジになりたかったら、やり遂げる力をつけよう。」

ここまで読んでいただいた方は、それだけでも既にグリット力のある方かもしれませんが、折角ですので今日、やらないといけないと思いながらも先延ばしにしてきたものを書き出してみてください。できれば今すぐです。

そして、やるべきことをほんの数分でもいいのでやってみましょう。(例えば誰かにLINEする、ちょっと片付ける等)
数分でも着手することで、先延ばししにくくなるということが脳科学的にわかっていますので、是非取り入れてみてください。

こちらには書ききれなかった「やり遂げる力を高める方法」や、頼れる父親に繋がるヒントが詰まった「父親力アップ~頼れるオヤジ講座」他、単発セミナー等もご用意していますので、よければHPも覗いて見てくださいね。

明日は、父親力アップ~子供からも部下からも頼られるオヤジになる方法➂
をnoteにアップしますね。

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