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めげやすい子ども、逞しい子どもの違い~レジリエンス

こんにちは
父親力、母親力アップコーチの椹木です。

突然ですが、皆さんは幼稚園や保育園児など、子どもはどんなことをストレスに感じていると思いますか?

保育園児がどんなことをストレスに感じているかを調べた研究によると、

1位 「友達と喧嘩をする」
2位 「友達との競争に負ける」
と続き、更に、
「自分のルール違反を皆から指摘・非難される」
「自分の意見や注意を相手を聞いてもらえない」と続き、そのほとんどが「友人関係」に関するものとなっています。

「友人関係」とはつまり「社会性」のことで、対象となる5歳児~はもう人間関係のストレスで悩むようになってくる、ということですね。

「5歳から人間関係に悩むなんて意外に早い」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、どうでしょうか?
実際に育児中の方々は納得の結果ではないでしょうか。

確かに、私が実際聞いた話では、クラスの女の子にランチタイムを一緒に過ごすことを断られたりしたことがきっかけで、登園拒否につながったりという話もありました。

一方、同じような状況で、同じことを言われてもメゲナイ、気にしない子どももいます。
それは大人も同じですよね。

では、そのメゲナイ子どもと、立ち直れない子どもの何が違うのか?
それが最近流行りの「レジリエンス(回復力)」です。

例えば、竹は、強い風が吹いても大きく揺れるだけで、折れにくいですよね。
倒れてるように見えて、「折れたのではないか?」と思うのですが、実際は折れてなかったり。あれって「しなやかさ」が有るから強いのですよね。

一方、屈強に見える太い木は、意外に強風で倒れたりします。
その竹のようなしなやかな回復力、弾力を持つことが、ストレス社会を生き抜く上で注目されています。

ちなみに、上述のようにめげてしまって立ち直れない状況が続くと、やはり鬱などの精神疾患に繋がっていくこともありますので、「特性」として受け入れるより、親が適切にサポートし、たくましさを身に着けていく方が良いです。

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では、どうしたら「レジリエンス」を養えるか、2点お伝えします。

1 自分を肯定する言葉を考える  ( I am )
国際 ポジティブ 心理学会理事の イローナ・ボニウェル 博士は、自分の強みを見つけることでレジリエンスが生まれると言っています。子ども自身の強みを子ども自身が考えたり、他の人に聞いてみるなどし、自分を肯定する言葉をみつけます。

肯定する言葉の例)やさしい、面白い、努力家 など

2 できることを考える  ( I can )
出来ることを親子で見える化していきます。
例えば、「犬のお世話ができる」「一人で学校へ行ける」など、できることを全て出していきます。

これらの方法を行うことで、ポジティブな感情が沸き上がりドーパミンという脳内ホルモンが分泌されます。
ドーパミンは 脳を覚醒させることで、 逆境や 困難に等のストレスに直面 し ても乗り越えようとする意欲をかきたてます。

ここまで子どものレジリエンスについて書いてきましたが、実は、子どものレジリエンスを養う上で、親のレジリエンスが重要です。

というのも、親がめげやすく、クヨクヨしているような状態では子どものレジリエンスは育たないからです。

ので、もし、レジリエンスに自信のない方は、上記の1、2をやっていただいて、少しでもレジリエンスを強化頂きたいと思います。

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かくいう私も、今やだいぶ改善しましたが、かつてはレジリエンスが少なかったんですね。ちょっとした失敗でいつまでもクヨクヨしたり、そこまで酷くない一言でもずっと引きずって傷ついていたりして。

そういう状態と決別したいという理由もありコーチングを始めまして、その他色々学び、今やレジリエンスは以前に比べたら何倍にもなったのではないかと思います。

元々がレジリエンスがかなり少ない、気にしすぎる私でしたから、気にしすぎる方の気持ちはよくわかります。一方で、レジリエンス高くなった良さもわかります。

ということで、今、レジリエンスを高めるセミナーを作っていますが、参加したい方いらっしゃいますかね?
こちらでも告知しますが、まだの方はよろしければfacebookでも繋がってくださいね^^

父親力アップ~頼れるオヤジ講座」他、単発セミナー等もご用意していますので、よければHPも覗いて見てくださいね

最後まで読んで下さり有難うございました☆

ではまた明日noteでお会いしましょう~^^


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