完読書の紹介
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今日は完読書の紹介です
いまはそれアウトです!社会人のための身近なコンプライアンス入門
きっかけ
金融機関を離れて1年、最近のコンプライアンスってどうなっているのか気になったこと、転職先における「これってコンプラ違反?」という疑問が増えたので再認識をするために購入
第一章仕事のアウト!
・部下をみんなの前で怒鳴りつける(パワハラ)
①優先的な関係を背景とし、②業務上必要かつ相当な範囲を超えた言動により、③労働者の就業環境を害することです。
昔は当たり前なことも今の時代ではアウト!しかし、これは指導の一環という理由でいまだに根付いている企業や学校も多数・・・
あなた自身は?あなたの職場環境は大丈夫ですか?
尚、2019年に相談窓口が設置されています。
個人で相談や通報をするには、録音・録画です。
・性的冗談でからかう
・指導で机を叩いたり椅子を蹴る
・就業時間中に株取引をする
株取引を業務としている人(資金運用部)は除外ですが、端末が会社であろうが私物であろうが、就業中の株価チェックは職務専念義務違反に該当します。
第二章社会的なアウト!
・SNSでデマ情報を流す
・見知らぬ女性を撮影
これは本人の同意を得ないで撮影をした場合、肖像権侵害に該当します
・禁煙の場所で喫煙
喫煙OKマーク以外での屋外たばこは禁止とされています。しかし歩きたばこはいまだに蔓延っています。遭遇するたびに私は不愉快になります。これは改正健康増進法違反になります。歩きたばこは絶対にしないでください!大変不愉快です!
第三章人間関係のアウト!
・借りたものを返さない
窃盗罪になります
・写真を無断でSNSにアップ
肖像権侵害に該当します
・騒音で迷惑をかける
軽犯罪法違反になります
・SNSで誹謗中傷
名誉毀損罪になります
これが一番難しいですよね。悪意があるのは当然名誉毀損罪ですが、
悪意がなく、一個人の意見として述べたことがもしかしたら該当すると思うと言論の自由はどこぞや!?となりますよね・・・
第四章社会的なアウト!
・無料のものを大量に持ち帰る
窃盗罪に該当します
・一人が並んだ行列に友人数人が合流
軽犯罪法に該当する
これは驚きました。遠方から友人がくるため、私が先に列を確保し、友人一人を追加合流させたのですが、この後に書籍を読んで「え!?軽犯罪法に該当しちゃうの!?」と\(◎o◎)/!
確かに、後ろに並ぶ人からすれば「前の人は当然一人」という認識ですからね・・・「後から一人来ますけどいいですか?」と了承を得ていればいいですが・・・先着〇名という状況下ではトラブルの原因にもなりますね・・・最近では合流防止のために、「人数がそろってから並んでください」というところもちらほら見かけます
第五章お金のアウト!
・会社の経費で私物を買う
詐欺罪・業務横領罪
これは当然ですよね。特に中小企業や個人事業主では平然と行われているのではないでしょうか?大手企業は経費申請のフローがしっかりしていること、領収書の裏面に目的等を記入しないといけないことからあまりないとは思いますが・・・
・子が他人の洋服を汚す
親権者に損害賠償の責任あり
小さい子供が他人にぶつかったりして洋服を汚してしまうというのはテレビで見ますが、実は親権者に損害賠償責任があると・・・おそらく子供の監督不行き届きという観点があるのかな?と思うのですが・・・
第六章家族のアウト!
・封を勝手に開ける
親書開封罪
「親展じゃないから」「見知らぬ差出人だから」という理由で開ける人もいると思いますが、ダメです!
・プライバシーをSNSで勝手に公開
これ、小さい子供の写真や動画をモザイクやスタンプで隠さないでSNSに公開している人がいますけど、どうなのって私は常に疑問でした。「まだ小さいから」という理由があると思いますが、年齢問わず人権は存在するもの。また、犯罪に巻き込まれないための対策としてもモザイクやスタンプで隠した方がいいと思います。
・悪いことをしたら1回頭を叩く
私は幼少期にされました。が、昔は良くても今はアウト
・お年玉を家計の足しにする
「〇〇(子)の通帳に入れておくね」と言いながら家計の足しにしている人いませんか?意思がなくても子に渡されたお年玉は子のもの。
・介護中の親を放置
これも難しいですよね・・・当人は放置した悪気は全くなくても状況によっては放置とみられてしまう・・・
・夫婦喧嘩で手を出す
いかがでしたか?
昔はOKだったことや自分が子供のころにされたこと、自分が子供のころに親がしていたこと、実は今の時代ではコンプライアンスという観点ではアウトであり、罪に問われるんです。
そして意外と知らない人が多い。購読して改めて「時代の変化にもっと敏感にならなきゃ」「考えを改めなきゃ」「知識を身につけなきゃ」と身が引き締まる気持ちになりました。
全国の企業、家庭、人々に購読してもらいたいと思った一冊でした。
最後までご覧くださりありがとうございました
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