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聖書を読む聞く考える

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聖書を読んで、みちなり(クリスチャン、信徒)が考えたことを綴ります。考察は個人的なものです。
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2022年2月の記事一覧

潜伏キリシタンは宣教師に再会した

潜伏キリシタンは宣教師に再会した

情報をいただいて、渋谷のBunkamuraギャラリーでやっていた潜伏キリシタン関連の展示を見てきた。メインで「ミロ展」をやっているのを横目に、15分もあれば一通りは見られる無料の小規模展示だったが、たっぷり1時間超えて滞在してきた。

日本にキリスト教が伝わり、信者が増え、キリシタン大名が現れ、西洋に少年使節が派遣され、禁教され、迫害され、潜伏したキリシタン(「隠れキリシタン」という方が馴染みがあ

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アロンはなぜ「いた」のか

アロンはなぜ「いた」のか



アロンは、かの有名な「海を割ったモーセ」のお兄さんだ。エジプト脱出やカナンへの旅路で、モーセの良き協力者だった(時々そうではないこともあったが)。

実は聖書の中でアロンは非常に重要な人物で、イスラエルの初代大祭司である。その後の大祭司は、このアロン直系の男子でなければならなかったのだ。

モーセは、イスラエルの民が増えるのを恐れたエジプト王が出した「男児が生まれたら殺せ」という命令にも関わら

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「神はすべてを益としてくださる」と他人に言えるか?について考えてみた

「神はすべてを益としてくださる」と他人に言えるか?について考えてみた

新約聖書のローマ人への手紙8章28節は、キリスト者にとって大きな慰め、励ましとなる聖句だ。

神を愛する人たち、すなわち、神のご計画にしたがって召された人たちのためには、すべてのことがともに働いて益となることを、私たちは知っています。(ローマ8:28、新改訳2017)

しかしこれを、今現実に深い苦しみや悩みの中にある人に示して、「今は苦しいかも知れないけれど、神様はいつか益としてくださるんだよ」

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神はなぜバラムに怒りを燃やしたのか

神はなぜバラムに怒りを燃やしたのか

どんな話?旧約聖書、民数記22章から24章まで、バラムとバラク(今でもこんがらがる)の興味深い話が書いてある。

大意は次のようなもの。

イスラエルの民が、カナン途上にモアブに宿営する。モアブの王バラクは恐怖を抱き(イスラエルの通り道にある民族はことごとく打ち負かされていた)、イスラエルを呪うために占い師バラムを招く。しかしバラムはイスラエルを目の前にして神から宣託を受け、これを祝福する。バラク

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